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米アップルが2013年第3四半期決算を発表、2期連続の減益に

コラム 高橋裕二の洋楽天国

米アップルは今週7月23日(火曜日)、2013年第3四半期(4〜6月期)の決算を発表した。それによると売上高は前年同期比1%増の353億ドルで、4〜6月期としては過去最高だった。しかし純利益は22%減の69億ドルで、2期連続の減益になった。

iPhoneの売り上げは前年の同期に比べ、20%増の3120万台と大幅に増加した。しかしiPadは14%減の1460万台、Macの販売台数は5%減の380万台だった。

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アップルの決算書では、iTunesストアーの売り上げはアプリケーションの売り上げ等と一緒にくくられている。売上高は40億ドルで、アップル全体の11.3%を占める。前年同期比で25%もアップした。音楽ダウンロードだけの売り上げは発表されていない。

iTunesストアーでは、音楽や映画やTV番組をダウンロードで販売している。アップルのピーター・オッペンハイマー最高財務責任者によると伸びているのはTV番組の販売。最近では1日に80万回TV番組がダウンロードされている。音楽の現状について、TV番組には(しばしば)音楽が使われているから権利者には使用料が支払われるとアナリストにコメントしたに留まった。

しかしティム・クック最高経営責任者はプレス・リリースで、「我々は特にiPhoneの販売台数を誇らしく思うと共に、iTunes/ソフトウェア/サービス部門の売り上げ増加を誇りに思う」とコメントした。間もなくスタートするインターネット・ラジオのiTunesRadio。iTunesストアーにどんな影響を与えるのだろう。

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