米音楽シーン、僅かなシェアながらアナログが好調
アメリカ音楽シーンにおける過去10年間のアナログレコード売上の成長が一瞬で分かるチャート
先日、アメリカで2013年に購入された音楽のデータが公表されました。
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音楽はもう買われない… アメリカの2013年音楽売上はアルバム・シングル共に減少、デジタルダウンロードも初めて減少
CDアルバムの売上は14.5%減少、そしてiTunesストアが始まって以来初めてデジタルアルバム及びシングルの売上が減少しました。
その中で、唯一好調だったのはアナログレコードの売上です。アナログ・アルバムは2012年の売上455万枚から32%増加し、610万枚まで拡大しました。上記のチャートは、リサーチ会社Statistaが作成した1993年から2013年までの20年間のアメリカでのアナログ・アルバムの売上が一目でわかるチャートです。
アメリカでは、アナログ・アルバム売上は2012年から2012年の10年間で250%増加し、CD売上が継続的に減少し続ける音楽シーンの中で、根強い人気を集めます。
しかしいっぽうで、アナログ・アルバムがどんなに頑張ってもマーケットシェアでは他のメディアに遠く及びません。2013年は、上記のような売上増加をみせても、その数値は音楽売上全体のわずか2%で、CDはまだ57.2%、デジタル・ダウンロードは40.6%を占めています。
1993年から2012年までの詳しいチャートはこちらでも見ることが出来ます。
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■記事元:http://jaykogami.com/2014/01/5575.html
記事提供:All Digital Music
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