Deezer、サムスンと事業提携か
音楽ストリーミングサービスDeezerがサムスンと提携を検討中との噂:資本提携の可能性もあり
フランス発の音楽ストリーミングサービスDeezerは、今年はさらなる成長を目指しているようです。
フランスの新聞Le Journal du Dimancheによれば、Deezerは現在サムスンとの商業協定ならびに産業協定を検討しているとレポートしています。また提携内容次第では、サムスンがDeezerに出資する可能性もあると同紙は述べています。
フランスを拠点にするDeezerは、広告付きの無料プランと、月額4.99ユーロ、9.99ユーロでウェブ、モバイルなどで聴き放題ができる、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービスです。
現在月間アクティブユーザー1200万人、有料会員数500万人を持ち、音楽ストリーミングの領域ではSpotifyを追随しています。
一方でDeezerは世界180カ国以上ですでにサービスを展開しています。これは音楽ストリーミングでは最も多い数値です。Deezerは今年アメリカへの進出を計画しています。
Deezerは、アメリカ進出にあたりサムスンと提携するのか、それともグローバルレベルで提携するのかは、明らかにされていません。
先日ヘッドフォンブランドBeats by Dr. Dreが定額制音楽サービス「Beats Music」を1月21日に全米でローンチすることを発表しました。Beats Musicは、サービス拡大にむけて米国最大のモバイルキャリアAT&Tと提携、スマホの月額利用にBeats Musicが含まれるバンドルプランを提供することを発表しています。
Beats MusicとAT&Tのような、音楽サービスとテック系企業やモバイルキャリアとの提携は、コアな音楽ファン層を超えて、一般の音楽好きやスマホユーザーなど大衆向けのマーケティング戦略を実施して新たな新規ユーザー層を狙う流れが始まっていることを意味しており、今年のデジタル音楽シーンにおいて大きく注目される動きです。
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■記事元:http://jaykogami.com/2014/01/5637.html
記事提供:All Digital Music
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