Pandora、アーティストフレンドリーな新システムを開始
米ネットラジオ最大手Pandora、アーティストからの楽曲投稿を簡単にした新システムを開始
米国最大のネットラジオサービスPandoraは、インディーズアーティストや無名アーティストのために、楽曲の提供をこれまで以上に簡素化した新しいシステム「Open Music Submission Process」を導入しました。
https://submit.pandora.com/submit/submission
これまでPandoraでは再生用にインディーズアーティストが楽曲を提供するには、AmazonなどでフィジカルなCDが発売されていることが条件でした。
新しいシステムでは、アーティストはコンタクト情報と音源のリンク先を投稿するだけで、Pandoraの審査対象になることができるようになりました。
Pandora創業者ティム・ウェスターグレンは
「Pandoraのミッションの中心には音楽発見があります。私たちのゴールは、才能あるアーティスト全員が、ジャンルや人気に関係なくオーディエンスにリーチできるチャンスを創出することです。どんなやり方を使ってでも、才能を持つ新人や勢いあるアーティストからの申請を支援することが私たちの最重要項目です。」
と述べています。
Pandoraはライセンス契約の問題があり、現在アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドのわずか3ヵ国でしか運営していません。
月間アクティブユーザー数7000万人を超えるアメリカで最大のネットラジオサービスPandoraは、楽曲カタログの2/3がインディーズアーティストの楽曲で、約44%の総視聴回数はインディーズレーベルやDIYアーティストの楽曲と述べています。Pandoraでは、再生回数1回につき著作権料徴収団体SoundExchangeへ支払われるレートは0.13 – 0.23セント(0.0013ドル – 0.0023ドル)と言われています。
新しい申請システムによってPandoraは新人アーティストの楽曲やDIYアーティストの発見を促進する可能性が広がるかもしれません。またその他の音楽サービスとPandoraの差別化要因にも繋がるかもしれません。
■記事元:http://jaykogami.com/2014/02/6120.html
記事提供:All Digital Music
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