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Shazam、3000万ドルの新規資金調達 企業評価額は10億ドルに

コラム All Digital Music

音楽発掘アプリ「Shazam」が3000万ドルの新規資金を調達、企業評価額は10億ドルに到達

カフェやレストランなどで流れる知らない音楽を検索できるモバイルアプリのShazamが3,000万ドルの資金の新規調達に成功したことを発表しました。今回の調達ラウンドでShazamの企業評価額は10億ドルを突破しました。

1999年にカリフォルニアで創業して現在はロンドンを拠点にするShazamは、これまで総額1億2,500万ドルの資金を集めてきました。2014年3月にShazamは2,000万ドルの資金を調達して企業価値を5億ドルまで高めています。

しかしShazamは売上は右肩上がりで成長していますが、利益は今まで出していません。

Shazamは投資者の名前を明らかにしていませんが、過去にShazamへ投資したことのない投資者だとしか言っていません。

しかし現在の人気を集め始めたのは、iPhone 2が出た2008年以降で、プレイされている曲をスマホをかざすだけで認識して情報を提示してくれる「音楽発掘アプリ」としてユーザーを獲得してきました。2008年からはアップルと提携して、アプリからiTunesでダウンロードができる契約を結び、今ではShazam経由の音楽売上が世界のデジタル売上で7%以上 (毎日50万ダウンロード以上)を生み出しているとShazamは説明しています。

Shazamの規模

Shazamは月間アクティブユーザーが1億人いることをブログで発表しました。
現在Shazamの主な収入源は二通り。一つはアプリ内広告。もう一つはプロモーション目的でメディアやコンテンツホルダーと連携したアプリ利用の契約からです。ShazamはテレビCMの領域で、アプリとCMを連携させてコンテンツを配信するエンゲージメント・ツールとして数多くのブランドから利用され、「Shazam」(Shazamする)が動詞になるほど認知が広がっています。

■記事元http://jaykogami.com/2015/01/10517.html


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Jay Kogami(ジェイ・コウガミ)
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