【海外】スポティファイが株式市場に上場か
経済情報サービス会社のブルームバーグが昨日(7月20日)、定額制音楽ストリーミング・サービス最大手のスポティファイが来年(2017年)の下半期中にアメリカで新規の株式公開を行うだろうと伝えた。スポティファイは今年で創業10年。過去に何度も上場の計画が浮上していた。
ブルームバーグによると、昨年(2015年)スポティファイは音楽業界に1980億円(1$110円換算)もの原盤や著作権の使用料を払った。3000万程の有料会員が払う会費がスポティファイの売り上げの約90%を占めるという。残りは無料会員向けの広告収入だ。音楽業界とは良い関係を保ちたい。最近のアップル・ミュージックやタイダルがスーパー・スターの新作を独占しているのに対し、スポティファイは元レディー・ガガのマネージャーだったトロイ・カーターを起用し、スポティファイでも独占したい。
主要株主に、悪名高い音楽ファイルの共有サービス「ナップスター」の共同創業者でフェイスブックの初代CEOだったショーン・パーカーがいる。上場したら巨万の富が入る。ブルームバーグによれば、上場したら時価総額が約9000億円の会社になるそうだ。
記事提供元:洋楽天国
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