日本ローンチはあるか、アマゾンが準備する新しい定額制音楽ストリーミングサービス
アマゾンはSpotifyやApple Music、Google Play Musicなどと競争するために、「Prime Music」とはまた別の、定額制音楽ストリーミングサービスの開始を急いでいるようです。
AFTVnewsによると、新しいサービス名は「Amazon Music Unlimited」になるかもしれないとして、その証拠にAFTVnewsは、近日公開予定のアマゾン Fire TV向けのインターフェース・アップデートから、スタンドアローン型音楽アプリを発見して、そのコードから名称を見つけ出しています。ちなみに「Hawkfire」というコードネームで社内では呼ばれている様子です。
コードの中には日本語の記述も見られ「Amazon Music Unlimitedでいつでもどこでも聴き放題。今すぐ始める」といった文言もあります。日本語があるということは、ローンチ国に日本も含まれる可能性が十分に考えられます。その他に判明しているリージョンは米国、英国、ドイツでした。
新サービスはSpotifyやApple Musicと同様に、オンデマンド型の音楽ストリーミングサービスで、月額10ドルで利用されると、これまで伝えられています。
一番の特徴は、プライム会員向けのサービス「Prime Music」とは、別のサービスとして利用が可能になることが予想され、年間3900円のプライム会員でないアマゾンユーザーでも利用できるという点から、ユーザーにとってのメリットは大きくなりそうです。
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さらに、アマゾンはスマートスピーカーAmazon Echoと連携した、安価な定額制音楽ストリーミングサービスも準備中と言われ、こちらは業界スタンダードの月額10ドルから半額近くの月額4〜5ドルで開始すると噂されています。Echoオンリーなサービスとなるので、これを機会にアマゾンがEchoの世界販売を開始するか、それとも米国オンリーなサービスとして提供されるのか、注目されます。
先日グーグルも人工知能と連携したスマートスピーカー「Google Home」を発表、SpotifyやPandora、Google Play Musicなど、音楽ストリーミングサービスとの連携を発表しています。
■記事元:http://jaykogami.com/2016/10/13564.html
記事提供:All Digital Music