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映画「ボディガード」全米400の映画館で1日限りの再公開が決定

コラム 高橋裕二の洋楽天国

米ワーナー・ブラザース映画が「ボディガード」を1日だけ映画館で再公開することを決定した。映画・音楽業界誌ハリウッド・レポーターが伝えている。

それによると3月28日(水曜日)、全米400の映画館で、それぞれの地域の午後7:30から上映される。映画「ボディガード」は1992年11月25日にアメリカで初公開された。ワーナー・ブラザース映画は、初公開から20周年という意味合いと、2月11日に亡くなったホイットニー・ヒューストンのファンの、大きな映画館でもう一回見たいという要望にこたえる為に企画したという。

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ロマンティック・サスペンス映画という位置づけの「ボディガード」は、女性人気歌手レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の身辺警護の為、大統領ロナルド・レーガンのボディガードだった元シークレット・サービス・エージェントのフランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)が雇われる。レイチェルに送りつけられた脅迫状と共に彼女の身辺で次々と不審な出来事が発生する。

フランクはレイチェルと一人息子フレッシャーとレイチェルの姉で付き人のニッキーを連れて、フランクの父が住む山小屋に避難する。しかし湖でフレッシャーが乗ろうとしたボートが爆破し、ニッキーが射殺される。そしてフランクが止めるのにもかかわらずレイチェルはアカデミー賞の授賞式に出席する。クルーを装った犯人が持つTVカメラから銃が火を噴く。

ハリウッド・レポーター誌によると、映画「ボディガード」は1992年の全世界興行記録で2位、「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を含むサウンドトラック盤「ボディガード」は全世界で4200万枚のヒットになった。

2月18日ホイットニーの葬儀でケヴィン・コスナーは、「男優なら誰でも私の役をやることが出来た。でもあの時あのレイチェル・マロンの役が出来るのは君しかいないと心から信じていた。貴女はただ可愛いというだけではなく、女性として美しかった。みんなは貴女を好きなだけではなく、貴女を愛していた」と弔辞で述べた。

ホイットニー・ヒューストンの死後、彼女のベスト・アルバム「ザ・グレイテスト・ヒッツ」はビルボード・アルバム・チャートのベスト10内にランクし続けている。

記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】

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