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ブッカーT&ザ・MG’s ドナルド・ダック・ダンが死去

コラム 高橋裕二の洋楽天国

ソウル・バンドのブッカーT&ザ・MG’sのベーシスト、ドナルド・ダック・ダンが13日、東京都内のホテルで死去した。70歳だった。

ジャズ・クラブ「ブルーノート東京」公演で来日していた。一緒に来日していたギターのスティーヴ・クロッパーがフェイスブックに「睡眠中に亡くなった」と書いた。1941年、テネシー州メンフィス生まれ。1964年、ブッカーT&ザ・MG’sに参加した。ソウル・レーベルの名門「スタックス・レコード」のスタジオ・ミュージシャンとして、オーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」、サム&デイブの「ホールド・オン」やウィルソン・ピケットの「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」等のレコーディングでプレイした。

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後年ロサンゼルスに移り、ロッド・スチュアート、ニール・ヤング、エリック・クラプトンやボブ・ディランのレコーディングでベースを演奏した。また1980年には映画「ブルース・ブラザース」にスティーヴ・クロッパー等と出演した。バンド、ブッカーT&ザ・MG’sは1992年、ロックの殿堂入りを果たす。またドナルド・ダック・ダン自身は2007年、グラミー賞の「生涯業績賞」を受賞した。

ダックはドナルド・ダンの父親がディズニー映画のドナルドダックを観て付けたあだ名だった。残された遺族は妻のジューン、息子のジェフと孫のマイケルだそうだ。

記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】

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