アデル、アルバム「21」が全米で1000万枚に
ラジオ・音楽業界誌ヒッツは、アデルのアルバム「21」が今週中に1000万枚の売り上げを記録すると報じた。
アルバム「21」はアメリカで昨年(2011年)2月22日に発売された。語呂合わせではないが「21ヶ月」で1000万枚を売った事になる。単純に1000万枚を21ヶ月で割ったら1ヶ月間で約48万枚。毎月48万枚を21ヶ月間売り続けたという驚異的な記録になる。
アルバムからは3曲のビルボード・シングル・チャート1位が生まれた。「ローリング・イン・ザ・ディープ」、「サムワン・ライク・ユー」と「セット・ファイアー・トゥ・ザ・レイン」だ。
昨年(2011年)秋に喉の手術をしてアメリカ・ツアーをキャンセルした。今年(2012年)のグラミー賞で主要3部門を受賞後、業界関係者が喉の手術後果たしてまともに歌えるのだろうかと固唾をのんでいたが、アカペラから歌い出した受賞曲「ローリング・イン・ザ・ディープ」を歌い終えると会場はスタンディング・オベイションで拍手が鳴り止まなかった。
業界誌ヒッツはブルーレイを含むDVD「ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」も今週か来週には100万枚を突破すると報じた。デジタル・ダウンロードのない、このDVDだけの実績も驚異的だ。コンサートを見たくても今後は子育てで、ツアーはずいぶん先の事になるだろうから、であればアデルのコンサートはこのDVD映像でみるしかない。
世界で1番公開が遅かった日本で、今週12月1日から映画007「スカイフォール」がスタートする。アメリカでは「トワイライト・サーガ」に1位は奪われたが、2週目でも約40億円(1$80円換算)の興行収入をあげた。映画業界関係者は最終的に全世界で640億円から720億円の範囲での興行収入を上げるだろうとみる。主題歌はアデルが歌う「スカイフォール」だ。日本での興行収入成績も興味がある。来週火曜日には結果が出るだろう。
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