[海外] Apple「iRadio」開始に向け来週にもユニバーサルと契約合意か
Apple、オンラインラジオ「iRadio」開始に向けて来週にもユニバーサルミュージックと契約合意か?
Appleは噂されるオンラインラジオサービス[iRadio」に向けて、大手レコード会社のユニバーサルミュージックと来週にも契約で合意するとレポートされています。
The Vergeによれば、Appleはユニバーサルミュージックとの交渉が最終段階に入っており、ワーナーミュージックとも合意間近にあると伝えています。
Appleは米国最大のオンラインラジオ「Pandora」と似た音楽ストリーミングサービスを年内後半に立ち上げると噂されています。
サービス立ち上げにはソニーミュージックやSony / ATVなど大手音楽パブリッシャーとの契約合意が必要ですが、ソニーとの交渉は進捗が見られない模様です。
New York PostによればAppleはiRadioサービスの交渉で、Pandoraが支払っている額の半額となる100曲につき6セントというロイヤリティフィーをレコード会社に提示したと言われています。ですが最新の情報によれば、Appleは現在Pandoraとほぼ同額のロイヤリティを提案しているそうです。さらにAppleはiRadioで、レコード会社に新しい広告モデルのレベニューシェアを提案しているらしい。
Apple、噂される音楽ストリーミングサービスで大手レコード会社2社と契約が間近、今夏に日本を含む世界ローンチの可能性
サービスの内容ですが、iRadioはオンデマンド機能を搭載し、iTunesからも購入できる連携機能があると言われています。
今年に入ってAppleの音楽サービスの噂が増えています。これはサービス開始に向けて本格的に動いていることの裏付けかと思います。今年の「WWDC 2013」でサービスが発表される可能性が十分にありえますね。
■記事元:http://jaykogami.com/2013/04/1830.html
記事提供:All Digital Music(by Jay Kogami)
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ジェイ・コウガミ:
海外のデジタル音楽情報をテーマに、音楽ストリーミングサービスやその他の音楽サービス、デジタル音楽トレンドの動向、クリエイティブなデジタルPR事例、企業の音楽マーケティングなどをいち早く日本で紹介。
学生時代は米国オレゴン州で生活。高校でネットラジオ、大学で初期のナップスター(Napster)やP2Pファイル共有サービスを体験、以降音楽コンテンツと人のコミュニケーションに関心を持つ。
これまで「ベストギア」(徳間書店)での取材、音響雑誌「Gaudio」(共同通信社)での連載、オンライン音楽ニュースサイト「コラム・スピン」などで執筆。
またインディーズ・アーティストのオンラインプロモーションを手伝っている。
音楽好きとテクノロジー好きに最新のデジタル音楽情報と、新しい音楽体験を届けるべく日々奮闘中。音楽業界に、新しい音楽体験情報を届ける。現在プロジェクトチーム「soundtribe」で活動中。
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