訃報:ジョーイ・コヴィントン(元ジェファーソン・エアプレインのドラマー)が死去
1960年代後半から70年代前半に活躍したアメリカの伝説的なロック・グループ、ジェファーソン・エアプレインのドラマーとして活躍していたジョーイ・コヴィントンが火曜日(4日)、カリフォルニアのパーム・スプリングスで自動車事故の為亡くなった。67歳だった。
地元の新聞パーム・スプリングス・デザート・サンによると、夕方の5時頃ホンダ・シビックを運転していたジョーイはカーブを曲がりきれず壁に衝突したという。妻のローレンは、事故の前に心臓発作を起こしたかもしれないと語った。
ジェファーソン・エアプレインはサンフランシスコで結成された。ベトナム戦争のさなか、フラワー・ムーブメントといった運動の中で、サイケデリック・ロックと呼ばれ、カウンター・カルチャーのリーダーとして若者を惹きつけた。「あなただけを/サムバディ・トゥ・ラブ」や「ホワイト・ラビット」等の大ヒット曲を放った。
ジョーイ・コヴィントンは全盛時にドラマーだったスペンサー・ドライデンの後釜として1970〜72年、ジェファーソン・エアプレインのドラマーを努めた。
最後に演奏したのは、6月1日にパーム・スプリングスで開かれたマリリン・モンローの生誕87年を祝うコンサートだったそうだ。
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