アップルがプレス・カンファレンスを開催、iTunes Radioは9/18よりサービス開始
現地時間で昨日(9月10日)、クパチーノにあるアップル本社でプレス・カンファレンスが開催された。次期オペレーティング・システム「iOS7」の発表。業界誌ビルボードによると、期待されたインターネット・ラジオのiTunes Radioについて、アップルのクレイグ・フェデリギ上級副社長は「iOS7」の説明の前にわずか2分にも満たない紹介をしただけだった。
iTunes Radioは無料だが広告が入る。しかし広告ビジネスについて、アップルはグーグルやフェイスブックの遥か後塵を拝している。ビルボード誌はiTunes Radioがアップルのモバイル広告事業であるiAdのリトマス試験紙かもしれないとみている。
iTunes Radioは9月18日からサービスがスタートする。発表を受けてインターネット・ラジオ最大手パンドラの株価は昨日(9月10日)2.28%アップした。広告で事業を行なうインターネット・ラジオ・ビジネスの将来とパンドラの実績が評価されたのかもしれない。
アップルがレコード会社や音楽出版社とどのような契約を交わしたかは明らかになっていない。
いずれにせよ9月18日からのサービス開始に伴いパンドラとの差異が分かってくるのだろう。またiTunes RadioからiTunes Storeにどのくらい客が流れてくるのかが大変興味深い。
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