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Deezerが来年アメリカでサービス開始へ、マイクロソフトと提携の噂も

コラム All Digital Music

日本にはいつ来るのか? フランス発の音楽ストリーミング「Deezer」が来年アメリカでサービス開始へ、マイクロソフトと提携の噂も

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フランス発のサブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「Deezer」が、2014年にアメリカにいよいよ進出することを明らかにしました。

Deezerの共同創業者でCTOのDaniel Marhely氏がAFPの取材に対して

「ローンチ日はまだ決定していませんが、2014年はアメリカの年になる」

とコメントし、次の新規市場がアメリカになることを初めて口にしました。

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Deezerは世界180カ国以上で聴き放題の音楽サービスを展開していますが、音楽ビジネス市場トップのアメリカと日本をライセンスの問題や競合相手の状況などから、意図的に避ける海外戦略を突き通してきました。

世界展開で急成長するフランスの音楽ストリーミングサービス「Deezer」のCEOが、避けてきた米国と日本進出について語った貴重な最新インタビュー全訳

アメリカにはすでに多くのサブスクリプション型音楽サービスが参入しています。Spotify(スポティファイ)は2年前アメリカに進出しました。またユーザー数最大のPandora、Rdio、Rhapsody、Muve Musicがすでにサービスを展開し、その他にはアップルの「iTunes Radio」、グーグルの「Google Play Music All Access」、マイクロソフトの「Xbox Music」といった大手IT企業も参戦し、さらにヘッドフォンブランド「Beats by Dr. Dre」の「Beats Music」とYouTubeもこの分野に参入予定です。

つまりアメリカ人なら、どの音楽サービスを選ぶか困るほどすでに多くの選択肢があり、音楽サービス側としてはこのような競争の激しい市場でどのようにして新規ユーザーを獲得し収益を上げるかは大きな課題です。

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Deezer Subscription Plans

成功のカギを握るパートナー戦略

Deezerは米国進出に当たって、モバイルキャリアとのパートナー企業と提携してサービスを開始するというのが1つの可能性です。

DeezerにはフランスのモバイルキャリアOrangeが株主として関わっており、Orangeユーザー向けに Deezerのプレミアムプランをバンドルしたプランを提供しています。

もしDeezerがアメリカ進出において新規ユーザー獲得を狙う場合、AT&T、ベライゾン、その他のモバイルキャリアと提携してスマホユーザー向けにバンドル型プランを提供する戦略は十分に考えられます。

もう1つ、パートナー企業の噂は、マイクロソフトです。

音楽ニュースサイトDigital Music Newsによれば、複数の情報ソースがマイクロソフトがDeezerを買収する可能性もあると伝えています。情報によれば、両社はまだ詳細な交渉に入ってはいませんが、検討段階にあるとのことです。Digital Music Newsによれば、早くて1月にも Deezerはアメリカでサービスを開始するということです。

■記事元http://jaykogami.com/2013/11/4911.html


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