ドクター・ドレーのサブスク型音楽サービスBeats Music、6000万ドルの資金調達に成功
ドクター・ドレーのサブスク型音楽サービスBeats Music、6000万ドルの資金調達に成功
アメリカの定額制音楽ストリーミングサービスBeats Musicが6000万ドル (約60億円)の資金を調達しました。出資者は、すでにBeats Musicに投資をしている創業者
ジミー・アイオヴィン (インタースコープ・ゲフィン・A&Mレコード会長)、同じく創業者の音楽プロデューサー、ドクター・ドレー、そしてワーナーミュージックの親会社Access Industriesで、新たな資金でBeats Musicは製品開発、新規顧客獲得、マーケティングを進めます
今年1月にアメリカでローンチしたBeats Musicは、人気ヘッドフォンブランド「Beats by Dr. Dre」を運営するBeats Electronicsが始めた定額制音楽サービスです。大きな特徴として、音楽のプロや音楽メディアなど人が膨大な音楽からキュレーションしたプレイリストを中心に音楽をレコメンドしていく、マシーンアルゴリズムとは異なる人間感覚に近いアプローチを取っていることで、SpotifyやPandoraに挑戦します。これまでAccess Industries、Marc Rowan、James Packer、Lee M. Bassの投資グループから6000万ドルの資金を調達しています。
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Beats Musicは今月、ミュージシャンのコンテンツ販売支援プラットフォーム「Topspin Media」の買収を発表、今後アーティストのマーケティングを支援していくサービスの開発への可能性を示しました。
Beats Musicはこれまで獲得したユーザー数を明らかにしていません。また先行するSpotifyやRdioと違い、Beats Musicは有料会員プランのみで運用されます。月額9.99ドルの聴き放題に加え、米最大モバイルキャリアAT&Tとパートナーシップ契約を結び、スマホユーザー向けには月額14.99ドルで5アカウント、10デバイスから音楽が聴き放題できるファミリープランも提供しています。
■記事元:http://jaykogami.com/2014/03/6572.html
記事提供:All Digital Music
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