SoundCloud、デジタル音楽サービスのためのワイヤレススピーカー「Sonos」と連携
SoundCloud、デジタル音楽サービスのためのワイヤレススピーカー「Sonos」と連携
アーティストが自由に制作した音楽を投稿し共有できるソーシャル音楽プラットフォームSoundCloudが、海外で人気の「Sonos」Wi-Fiスピーカーと連携を発表しました。
SoundCloudはSpotifyやRdioなど定額制音楽ストリーミングサービスと違って、ユーザーが投稿した音楽コンテンツを配信します。そのためDJミックスやライブパフォーマンス、ラジオ番組などSpotifyなどでは通常聴くことのできない音源がワイヤレススピーカーを通して聴くことが可能になります。
先日SoundCloudはiPhoneアプリをアップデートし、よりモバイルユーザーにフレンドリーはデザインに大きく変更しました。SoundCloudによれば、現在全ユーザーの2/3がモバイルからのアクセスで音楽を聴いています。したがって、モバイルデバイスとの連携で人気のSonosと手を組むことは、自然の流れと言えます。
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Sonosのスピーカーは、スマホやタブレットの音楽をワイヤレスで再生するオーディオシステムで、部屋ごとに再生環境をカスタマイズできたり、多くの音楽サービスと連携して、再生する音楽コンテンツをWi-Fiで接続し高音質での再生を実現してきました。Sonosでは、iTunesライブラリの再生はもちろん、Spotify、Pandora、Deezer、Slacker、Rdio、Rhapsody、Sirius XMなど大半のメジャーな音楽ストリーミングをサポートしています。
iPhoneやAndroidでの音楽視聴が成長していくことで、いつでも場所に制限されずにネットからストリーミング再生できるサービスに利用が増える傾向が強まり、現在世界ではSpotifyなどへの注目が拡大しています。このトレンドが進むことで、カジュアルな音楽ファンでも手軽に使える、モバイルデバイスとスピーカーをつなぐSonosの存在が、音楽ストリーミングという新しい音楽体験を根付かせるために重要になってきます。
■記事元:http://jaykogami.com/2014/07/8288.html
記事提供:All Digital Music
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