音楽スタートアップ「8tracks」128万ドルの資金を新規調達
音楽スタートアップ「8tracks」128万ドルの資金を新規調達。グーグルが買収を試みたキュレーション型音楽配信
音楽ストリーミングサービスの「8tracks」が投資家から128万ドル (約1億3300万ドル円)の資金を新規調達したことが明らかになりました。
「8tracks」最大の魅力は、経験ある音楽キュレーターがセレクトしたプレイリストを無料で楽しめることです。配信される音楽はメインストリートの大物アーティストから、インディーズアーティストやDIYアーティスト, SoundCloudの音源まで多岐に渡り、プレイリストの数は200個以上に上りさらに拡大中です。
また「8tracks」はモバイルアプリでの利用が人気が高いため、ティーンネイジャーや大学生、若者を中心としたユーザー間で認知が高く、そのため広告主にとっても魅力的なサービスになっています。
これまで「8tracks」は150万ドルの資金をSoftTech VC, Index Ventures, Andreessen Horowitzから調達しています。
「8tracks」が最近最も注目を集めたのは、昨年にグーグルからの買収提案を断ったことです。グーグルは8tracksの買収に失敗したため、同じヒューマンキュレーション型プレイリストの音楽配信サービス「Songza」の1500万ドルでの買収に至った経緯があります。
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人間によるキュレーションで音楽コンテンツを届けるアプローチは、検索やアルゴリズムベースのコンテンツ配信およびレコメンデーションではカバーできない人間的な文脈を生み出すことができるため、音楽業界では音楽の楽しみ方の1つとして注目が高まってきています。
8tracksは登録ユーザー数が約1100万人以上、月間アクティブユーザーは約700万人以上と言われています。
8tracks
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https://twitter.com/8tracks
http://8tracks.tumblr.com/
■記事元:http://jaykogami.com/2014/08/8989.html
記事提供:All Digital Music
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