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[米国]テイラー・スウィフトのアルバム「1989」はどこで買った? ビルボードが調査

コラム 高橋裕二の洋楽天国

テイラー・スウィフト「1989」

今週の月曜日に発売されたテイラー・スウィフトのアルバム「1989」。当初(1ヶ月前)、発売初週の売り上げは75万枚位だろうと業界関係者はみていた。しかし発売元のインディーズであるビッグ・マシーン・レコードと販売元のユニバーサルミュージックの仕事が功を奏し、発売初週の枚数は120万枚に達しそうだ。業界誌ビルボードが伝えた。その興味深い記事。「消費者は何処でテイラー・スウィフトのアルバムを買ったか」

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発売2日間の主なセールスは以下だ。

1)Itunesストアー 450,000枚

2)ターゲット(スーパー) 247,000枚

3)ウォルマート(スーパー) 30,000枚

4)アマゾン 16,000枚

5)ベスト・バイ(家電量販店) 5,000枚

6)スターバックス(コーヒー・チェーン店) 3,000枚

ストリーミングに押されて、今年は対前年で13〜14%もダウンするだろうと言われているダウンロード(iTunesストアー)が断然のトップだった。スーパーのターゲット用にはボーナス・トラック3曲入れた特別盤を制作した。

それにしてもレコード専門店がほぼ皆無のアメリカで、iTunesの強さはハンパじゃない。ビルボード誌は発売初週で、アメリカの消費者の5割はiTunesで購入するだろうと記事に書いた。そして3割はスーパーのターゲットで特別盤を購入するとも付け加えた。日本のレコード小売店は平和なのか安泰なのか。再販が撤廃されない限り、平和は続く。

記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】

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