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スティーヴン・タイラー(エアロスミス)がカントリー・ミュージックに挑戦

コラム 高橋裕二の洋楽天国

以前から噂になっていた、スティーヴン・タイラー(67歳)のカントリー・ミュージック。今週、カントリーのインディーズ、ビッグ・マシーン・ミュージック・グループのスコット・ボルチェッタ社長兼最高経営責任者が、「エアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーが、ビッグ・マシーン傘下のドット・レコードとソロ契約を結び、カントリー・ミュージックのアルバムを発売する」と発表した。音楽業界誌ビルボードが伝えた。

ビッグ・マシーンはテイラー・スウィフトが所属する、今最も勢いのあるカントリーのインディーズ。ナッシュビルにある、スコット・ボルチェッタ(52歳)が2005年に創業した。彼は元々、映画会社「ドリームワークス」の音楽部門の幹部だった。その前はカー・レイサー。ビッグ・マシーンは車好きのボルチェッタのアイデアで名付けた。そしてテイラー・スウィフトを発掘。世界で最もレコードの売れるアーティストに育てた上げた。

スティーヴン・タイラーによると、「昔住んでいたニュー・ハンプシャーの町は本当に田舎で、音楽はポップ・デュオのエヴァリー・ブラザーズやカントリー・ミュージックのカーター・ファミリーを聴いて影響を受けた。今回のプロジェクトは私のカントリー・ミュージックのルーツに敬意を払うもの」とコメントした。既にナッシュビル在住の作家達と曲を作っているそうだ。発売日は明らかにされなかった。

余談が、アルバム「21」が世界中でメガ・ヒットになったアデル。今年発売が予定されているサード・アルバムでカントリー・ミュージックを取り上げると噂されている。アデルの大好きなカントリー・シンガーはドリー・パートンだ。

記事提供元:洋楽天国

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