広告・取材掲載

米ビルボードの「秘密調査」が物議、「今から3年、ジャスティン・ビーバーはどうなっていますか?」

コラム 高橋裕二の洋楽天国

音楽業界誌ビルボードが、レコード業界関連の幹部に送った「秘密調査」のお願いが大騒ぎになっている。新聞ニューヨーク・ポストが23日伝えた。

その内容は、以下のようなもの。

「あなたがレコード部門を始めるとして、契約したい3組のアーティストを書いてください」

「過去10年間でチャートから消えたアーティストで、あなたがカムバックさせたいアーティストを1名または1組」

「音楽業界で最もわがままなアーティストは誰ですか」

この先からあやしくなる。

「テイラー・スウィフトを応援したいですか」

「音楽業界で最も過大評価されているアーティストは誰ですか」

「レコード会社でひねくれた幹部は誰ですか」

そして極めつけは。

「音楽業界の幹部で報酬をもらいすぎているのは誰ですか」

次からは2たく。これが1番大騒ぎになっている。

「今から3年、ジャスティン・ビーバーはどうなっていますか。1:アリーナ級でコンサートのトリ。2:VH1のリアリティー・ショーでの出演」 元来ビルボード誌はアンチ・ジャスティン・ビーバーなので、MTV傘下のVH1で寂しくリアリティー・ショーをこなすとの選択問題にした。

次はもっと大問題。

「あなたはどっちを信用しますか。1:ケシャ。2:ドクター・ルーク」

ケシャはプロデューサーのドクター・ルークに強姦されたとして裁判中だ。

ちなみに余談で5たくもある。

ジェイ・Zが買収した定額制音楽ストリーミング・サービスのタイダルの行方について。

「1:6ヶ月以内で終了。 2:6ヶ月から1年。 3:1年から2年。 4:2年以上。5:サービスは終了しない」

ゴシップ話のような今回の騒ぎ。ビルボード誌は現在までに何のコメントも声明も出していない。

記事提供元:洋楽天国


高橋裕二氏インタビュー

関連タグ

関連タグはありません