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パンドラがレコード各社と和解、和解額は108億円に

コラム 高橋裕二の洋楽天国

インターネット・ラジオの最大手パンドラが音源使用料についてレコード各社と和解するだろうと、14日の新聞ニューヨーク・ポストが伝えた。それによると和解額は108億円になるという(1$120円換算)。

アメリカでは地上波ラジオ以外の、衛星ラジオやインターネット・ラジオはレコード会社に音源使用料を支払わなくてはならない。しかし連邦著作権法は、1972年2月以前に録音され発売されたレコードは保護をしていなかった。ビートルズもプレスリーも一連のモータウン・ヒッツもパンドラはタダで使っていた。法律がそうなっているからだ。そしてレコード各社は裁判に持ち込んだ。

今年の6月、レコード各社から同様に訴えられていた衛星ラジオのシリウスが252億円という巨額な和解金を払うことで合意していた。今回のパンドラも、裁判所が提示した和解案に同意したという事だ。レコード会社やアーティストにとっては大きな勝利となった。

記事提供元:洋楽天国


高橋裕二氏インタビュー

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