5SOS(ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー)が全米アルバム・チャートの1位に
オーストラリア出身の4人組ポップ・ロック・バンド、5SOS(ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー)のニュー・アルバム「サウンズ・グッド・フィールズ・グッド」が来週のアルバム・チャートで初登場1位になると音楽業界誌ビルボードが伝えた。マネージャーはワン・ダイレクションのマネージャーでもあるリチャード・グリフィス。
ワン・ダイレクションの解散風が吹くなか、ワン・ダイレクションの世界ツアーで前座を務めた。5SOSのメンバーは以下だ。若い。ワン・ダイレクションと違い、全員が楽器を演奏する。
ルーク・ヘミングス(19歳) リードボーカル、ギター
マイケル・クリフォード(19歳) ギター、ボーカル
カラム・フッド(19歳) ベース、ボーカル
アシュトン・アーウィン(21歳) ドラム、ボーカル
photo by Tom Van Schelven
マネージャーのリチャード・グリフィスは元米国エピック・レコード(ソニーミュージック傘下)の社長。海外で唯一活躍する日本人A&R(制作)マン、カズ宇都宮の上司でもあった。エピック退社後はアーティストをマネージする「モデスト!マネージメント社」を設立し、ワン・ダイレクションやレオナ・ルイス他多くのアーティストを手がけている。レコード会社のやり方には詳しい。
ところで5SOSとワン・ダイレクションには面白い経済的結びつきがある。5SOSはオーストラリアのバンドだが、イギリスに5SOSという会社を作った。レコードの売り上げや音楽著作権の印税やコンサートのチケット代金やTシャツ他のグッズ代金は全てこの会社に納められる。ワン・ダイレクションのメンバーはこの会社の株主だ。グループを抜けたゼイン・マリクにも利益が出たら配当がある。リチャード・グリフィスが作った仕組み。ボーイ・バンドが解散しても困らない仕組みだ。5SOSにすればワン・ダイレクションの世界ツアーの前座で、少女達の心を掴む事が出来た。そのワン・ダイレクションに恩返しが出来る。
記事提供元:洋楽天国
関連リンク
関連リンクはありません