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米業界誌ヒッツ、アデル「25」のセールスが年内で505万枚を突破すると予想

コラム 高橋裕二の洋楽天国

アデル「25」

昨日(24日)、ラジオ業界誌ヒッツが、年内のアデル「25」の売り上げ予想をした。数字は以下だ。発売初週で300万枚、年内で505万枚を突破するという。レコードが売れないという時代に驚異的なセールスだ。ちなみにテイラー・スウィフトの「1989」は発売初週で1,287,000枚だった。

実売調査会社ニールセン(旧サウンドスキャン)によると、アルバム「25」は発売から3日間で2,433,000枚を売った。この数字はイン・シンクの「ストリングス」が持っている実売記録の2,416,000枚を3日間で抜いた抜いた事になる。

アデル「25」の売り上げ予想

若年層に訴求するYouTubeでの「ハロー」の視聴は間もなく5億回を超える。一般の消費者にはTVを使う。今回はNBCテレビが独占で、先週の土曜日の「サタデー・ナイト・ライブ」、おととい月曜日の「レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」、今日(水曜日)は朝番組「トゥデイ」に出演する。12月14日にはゴールデン・タイムで1時間の特集番組が組まれている。

また音楽ファンにはラジオが重要なメディアだ。通勤通学時に車で聴く。既に異なるフォーマットのラジオ局、TOP40,AC、HAC、AAAで「ハロー」のエアプレイが1位になった(メディアベース調べ)。

アメリカの業界関係者は、30cmのアナログLPがどのくらい売れるか、スポティファイやアップル・ミュージックといった定額制音楽ストリーミング・サービスに音源を提供しなかった事がセールスにどういった効果をもたらしたのか、興味深く見ている。

記事提供元:洋楽天国


高橋裕二氏インタビュー

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