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アデルの「25」が700万枚を突破か

コラム 高橋裕二の洋楽天国

アデル 「25」

セールスが落ちないと言うよりも、むしろ伸びているアデルの「25」。音楽業界誌ビルボードは、アメリカ時間で木曜日の深夜に締まる1週間のレコード売り上げで、アデルの「25」がまた100万枚の大台に乗るだろうと伝えた。

ラジオ業界誌ヒッツは前の週に比べて41%も伸びて、111万枚を売るだろうと報じた。実売調査会社ニールセン・ミュージック(旧サウンドスキャン)によると、1991年のサービス開始以来、1週間に100万枚を3週にわたって売り上げた初のアーティストになるそうだ。

「25」は発売以来、既に598万枚を売り上げている。とすると最新データを足し込めば700万枚という驚異的な売り上げ数字になる。前作「21」は4年間かかって1137万枚を売り上げた。この先アデルはグラミー賞に出演すると噂されている。そうなれば「25」は「21」の売り上げ数字を4年もかからずどこかで越すかもしれない。

23日に再放送されたNBCテレビの「アデル・ライブ・イン・ニューヨーク・シティー」。再放送ながら、503万人が視聴し、同時間帯では人気番組「ハワイ・ファイブ・オー」他を押さえてトップだった。

定額制音楽ストリーミング・サービスに音源を提供しないのが好セールスなのかどうかはまだ分からない。いずれにしても音楽ファンは、ラジオで聴くか、実物のCDを買うか、有料のアルバム・ダウンロードで入手するしか聴く手立てはない。

記事提供元:洋楽天国


高橋裕二氏インタビュー

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