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【海外】メタリカ、ブルーノ・マーズを抑えアルバム・チャート初登場1位獲得なるか

コラム 高橋裕二の洋楽天国

メタリカ
写真はグループのウェブサイトより

メタリカの8年振りのアルバム「ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト」の売上がブルーノ・マーズの新作を遙かに超えて圧勝の1位獲得になるだろうとラジオ業界誌ヒッツが伝えた。ヒッツの予測は以下だ。ビルボード誌の詳細は明日出る。

メタリカ「ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト」
ストリーミングを含む見なし売上 29.5〜30.5万枚
実物のCDと有料アルバム・ダウンロードの売上 28.5〜29.5万枚

ブルーノ・マーズ「24K・マジック」
ストリーミングを含む見なし売上 20〜21万枚
実物のCDと有料アルバム・ダウンロードの売上 17.5〜18.5万枚

見なし売上をみても、約10万枚という大差がつく。業界関係者はブルーノ・マーズの1位は全く問題ないとみていた。1番大きな理由はマーク・ロンソンのシングル「アップタウン・ファンク」の大ヒットだ。フィーチャリングといっても、全編ブルーノ・マーズが歌っている。アメリカだけで500万枚を売り、音楽業界誌ビルボードの年間シングル・チャートで1位になり、今年の第58回グラミー賞では「最優秀レコード賞」を受賞した。(4年前に発売した前作)ドゥー・ワップス&フーリガンズはビルボード・アルバム・チャートの1位になった。

今回のアルバムからのニュー・シングル「24K Magic」がアメリカのラジオでかかり方が弱い。エアプレイ調査のニールセンによれば、ヒット曲をかけるTOP40フォーマットの最新チャートで6位。アメリカでは、特にブルーノ・マーズのようなポップ・アーティストはラジオでかからなかったら、売れない。

メタリカは1981年の結成。35年になる。

現在のメンバーは
ジェイムズ・ヘットフィールド(ボーカル/ギター) 53歳
ラーズ・ウルリッヒ(ドラムス) 53歳
カーク・ハメット(ギター) 54歳
ロバート・トゥルージロ(ベース) 52歳

1991年に発売したアルバム「メタリカ」以来、本作品を含むアルバム全て(6作品)がビルボード・アルバム・チャートの1位になった。明日(11月29日)はカナダ・トロントでライブ。

記事提供元:洋楽天国


高橋裕二氏インタビュー

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