中国のテンセントがユニバーサルミュージックの株を10%取得
昨日(12月31日)、フランスのヴィヴェンディが子会社のユニバーサルミュージックの株を10%、3960億円(1$110円換算)で中国のIT企業テンセントに売却が完了したと発表した。
2018年7月、ユニバーサルミュージックの株を最大で50%、戦略的パートナーに売却するとヴィヴェンディが発表していた。戦略的パートナーにテンセントが選ばれた背景にはストリーミング・ビジネスの急成長がある。中国は13億を超える人口から、定額制音楽ストリーミング・ビジネスが巨大になると考えられているのだろう。
2021年1月15日以内に株を買い増しできるオプションがテンセントに与えられているという。
ユニバーサルミュージックはMCA時代に日本の松下電器に買収され、その後カナダのウィスキー・メーカーのシーグラムに売却され、2006年にフランスのヴィヴェンディがシーグラムから買収した。当時ヴィヴェンディは水道事業や電気通信事業の会社だった。
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