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ハリー・スタイルズのひとり勝ち

コラム 高橋裕二の洋楽天国

アメリカでレコードを売るメディアはラジオ。YouTube他SNSは勿論重要だが、アメリカでは50年来、ラジオがレコードを売る主要メディアに変わりは無い。

日本と違って移動は車。車の中でラジオを聴く。ヒット曲をかけるTOP40系のラジオ局で、ハリー・スタイルズの「ウォーターメロン・シュガー」が今週、9位から5位へジャンプアップした(7月14日締めのメディアベース社調べ)。

昨年12月、2ndアルバム「ファイン・ライン」を発売し、ビルボード・アルバム・チャートで1位になった。直近のビルボード・アルバム・チャート(7月17日付)で7位。ラップが猛威を振るうアルバム・チャートで、発売から7ヶ月たってもベスト10をキープしている。デビュー・アルバムも1位だった。

元ワン・ダイレクションのメンバーのアメリカでのアルバム・チャート実績は以下だ。

  • ナイル・ホーラン「フリッカー」1位
  • リアム・ペイン「1」111位
  • ゼイン・マリク「マインド・オブ・マイン」1位、「イカロス・フォールズ」61位
  • ルイ・トムリンソン「ウォールズ」9位

ハリー・スタイルズが一番、アメリカで受けている。

余談だが、ハリー・スタイルズのマネージャーはジェフレイ・エイゾフ。イーグルスのマネージャー、アーヴィン・エイゾフの息子だ。

4月15日から予定されていたイギリスを含むヨーロッパ・ツアーは、コロナウイルスの為延期になった。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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