ラジオ業界誌ヒッツがビルボード誌を非難
今週音楽業界誌ビルボードは、ビルボード・アルバム・チャートで、商品(アーティスト・グッズ)やコンサート・チケットとセットでバンドル(同梱)売りされるアルバムのカウント方法をまた変更。10月頭に適用される新ルールでは、バンドル売りされたアルバムはカウントされなくなる。
コンサート・チケットとのバンドルを認めないのは、ロック・アーティストに不利になるとヒッツ誌は指摘する。ラップのアーティストがバンドルする事は殆どない。単体での大規模なチケット販売が見込めるコンサートがないからだ。
ビルボードのアルバム・チャートは以下のデータで作られている。
- 実物のCDやLPの売り上げ
- 有料のアルバム・ダウンロード
- アルバムではないが、有料ダウンロードの楽曲を集計して見なし売り上げにする
- 定額制音楽ストリーミングでの再生回数を見なし売り上げにする
従来はこれにバンドル枚数が加えられていた。
業界誌ヒッツは、ビルボードのチャートが意味の無いものになっていると指摘する。そしてストリーミングのスポティファイの再生回数とラジオのオンエアー回数を集計するメディアベースがあれば、アーティストの力は分析できると主張する。
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