スーパーボウルのハーフタイム・ショー、ステージ製作費は払われるがギャラは出ない
アメリカ時間の本日(日本時間の明日2月8日)、フロリダのタンパベイでスーパーボウルが開催される。今年のハーフタイム・ショーはソウル・シンガーのザ・ウィークエンドが歌唱する。
アメリカと日本での人気が桁外れに異なるザ・ウィークエンドはデビュー・アルバムを除き、3枚のアルバムが全てビルボード・チャートで1位になった。
主催者のNFLからアーティストにはステージ製作費が払われるが、ギャラは出ない。ブルース・スプリングスティーンの場合、1.1億円(1ドル110円換算)の製作費が提示されたという。ロック・バンドでシンプルなステージは提示された額で収まったそうだ。
ザ・ウィークエンドのマネージャーは音楽業界誌のビルボードのインタビューに、製作費は7.7億円はかかるだろうと答えた。NFLが幾ら負担するかは明らかにされなかったが、恐らく製作費の大半はレコード会社が宣伝費として払う事になる。日本のメディアはザ・ウィークエンドが自腹で払うと報道しているが、全くありえない。
ザ・ウィークエンドのレコード会社はカナダのインディーズのXOレコードだが、宣伝・販売はユニバーサルミュージック傘下のリパブリック・レコード。今最も元気なレコード会社。 ニュー・アルバム「ハイライツ」が2月5日に発売された。リパブリック・レコードが製作費の大半を負担するのだろう。
ハーフタイム・ショー後、どのくらい売れたかはiTunesストアーのチャートで分かる。
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