エイミー・ワインハウス、「AT THE BBC」の拡大版を発売
今日(5月7日)、エイミー・ワインハウスが英BBCに残した音源38曲を収めたCDとLPが発売される。2012年11月に発売された「AMY WINEHOUSE AT THE BBC」の拡大版。CD3枚組とLP3枚組での発売。
エイミー・ワインハウスが亡くなったのは10年前の2011年7月23日。ロンドンの自宅で亡くなった。27歳だった。
イギリス・メディアの報道によると、23日の午後3:54にロンドンのキャムデン・スクエアーのアパートからロンドン救急サービスに通報があり、2名の救急隊員が駆け付けた。約10分後の4:5、ロンドン救急サービスはロンドン警察に連絡、到着したロンドン警察は死亡を確認した。その後死因は不明と発表した。
エイミー・ワインハウスは1983年9月4日ロンドンで生まれた。13歳の頃からギターを始め曲も書き始める。友達がデモ・テープを音楽業界関係者に送り、元スパイス・ガールズのマネージャー、サイモン・フラーが才能を評価しマネージメント契約を結んだ後、ユニバーサルミュージックに紹介。2003年ユニバーサル・アイランド・レコードからアルバム「フランク」でデビューする。
エイミー・ワインハウスの名前を全世界に知らしめたのは2006年の2ndアルバム「バック・トゥ・ブラック」。業界誌ヒッツによるとこのアルバムはイギリスで300万枚、アメリカで220万枚が売れたという。
この成功でエイミー・ワインハウスは2008年に行われた第50回グラミー賞で、グラミー賞の主要4部門のうちの3部門、「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」「最優秀新人賞」を獲得。合わせて「最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞」と「最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞」と、5部門でグラミー賞を獲得した。また同時にプロデューサーのマーク・ロンソンも「最優秀プロデューサー賞」に輝いた。しかしアメリカ政府が薬物疑惑のエイミーにビザの発行を拒否。受賞式に出席できず、衛星中継での出演となった。
成功とは裏腹に私生活は変調をきたす。結婚、離婚、薬物依存やアルコール中毒。施設への入退院を繰り返した。
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