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エイミー・ワインハウスの新ドキュメンタリー映画『Amy Winehouse & Me:Dionne’s Story』

コラム 高橋裕二の洋楽天国

エイミー・ワインハウスの新ドキュメンタリー映画『Amy Winehouse & Me:Dionne’s Story』が7月23日からMTVとパラマウント・プラスで公開される。エイミーが名付け親だった女性シンガーのディオンヌ・ブロムフィールドが回顧するドキュメンタリーだという。

エイミー・ワインハウスが亡くなったのは10年前の2011年7月23日。ロンドンの自宅で亡くなった。27歳だった。

エイミー・ワインハウスは1983年9月4日ロンドンで生まれた。13歳の頃からギターを始め曲も書き始める。友達がデモ・テープを音楽業界関係者に送り、元スパイス・ガールズのマネージャー、サイモン・フラーが才能を評価しマネージメント契約を結んだ後、ユニバーサルミュージックに紹介。2003年ユニバーサル・アイランド・レコードからアルバム「フランク」でデビューする。

エイミー・ワインハウスの名前を全世界に知らしめたのは2006年の2ndアルバム「バック・トゥ・ブラック」。業界誌ヒッツによるとこのアルバムはイギリスで300万枚、アメリカで220万枚が売れたという。

この成功でエイミー・ワインハウスは2008年に行われた第50回グラミー賞で、グラミー賞の主要4部門のうちの3部門、「最優秀レコード賞」「最優秀楽曲賞」「最優秀新人賞」を獲得した。しかしアメリカ政府が薬物疑惑のエイミーにビザの発行を拒否。受賞式に出席できず、衛星中継での出演となった。

成功とは裏腹に私生活は変調をきたす。結婚、離婚、薬物依存やアルコール中毒。施設への入退院を繰り返した。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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