エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた映画『エルヴィス』がカンヌ国際映画祭で初公開
エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた伝記映画『エルヴィス』が、5月17日から始まるカンヌ国際映画祭で初公開される。
この映画は、エルヴィス・プレスリーと彼のマネージャーとしてエルヴィスをスーパースターにしたトム・パーカー大佐との複雑な関係を通して、プレスリーの人生と音楽に迫るもの。エルヴィス役に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のオースティン・バトラー。パーカー大佐をトム・ハンクスが演じる。監督は『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン。
エルヴィス・プレスリーの伝記映画というよりは、エルヴィス・プレスリーを操った稀代のマネージャーの映画。エルヴィスに歌わせるといって、プロ作家に書かせた曲をエルヴィスが書いた事にした。エルヴィスが海外公演をした事が無いのは、パーカー大佐がオランダ人でアメリカの市民権を持っていなかったから、国外に出たらアメリカに戻れないという説もあった。一癖二癖どころか100癖もあったマネージャーだった。最終的にはエルヴィスが稼いだ収入の50%をパーカーが取った。
アメリカの公開日は6月24日。日本の公開日は7月1日。
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