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ピンク・フロイドの原盤権

コラム 高橋裕二の洋楽天国

ピンク・フロイドのレコードの原盤権について、噂話をラジオ業界誌ヒッツが伝えた。作詞作曲家の権利である音楽著作権ではなく、レコードの原盤権だ。

大ヒットしたアルバム「原子心母」や「狂気」はEMIレコードが原盤権を持っていた。ヒッツ誌によれば、ある大手レコード会社が780億円(1ドル130円換算)でオファーを出しているという。

EMIの親会社であるユニバーサルミュージックが買うというのもおかしな話だが、アルバム「ウォール」や「アニマルズ」はソニーミュージックに原盤権があるはずなので、ソニーが買うというのもまたおかしな話。残る大手はワーナーミュージックだが、大型の買収案件に余裕があるとも思えない。

今の原盤権は誰が持っていて、いったい誰が買うのだろう。謎だらけの噂話ではある。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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