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2022年の米LP売り上げは17年間連続で前年を上回るも伸び率は鈍化

コラム 高橋裕二の洋楽天国

アメリカのレコード売り上げ調査会社ルミネート社(旧ニールセン・サウンドスキャン社)が、2022年のアメリカでのレコード売り上げを発表した。

それによると、アナログのLP売り上げは17年間連続で前年を上回ったという。しかし伸び率は鈍化した。2020年は前年に比べ46.2%のアップ。2021年は前年に比べ51.4%のアップだったが、2022年はわずか4.2%のアップだった。CDの売り上げを抜いて2年目になった。

LPの売り上げベスト10

1位:テイラー・スウィフト「ミッドナイツ」 945,000枚
2位:ハリー・スタイルズ「ハリーズ・ハウス」 480,000枚
3位:オリヴィア・ロドリゴ「ソアー」 263,000枚
4位:ケンドリック・ラマー「グッド・キッド、マッド・シティー」 254,000枚
5位:フリートウッド・マック「噂」 243,000枚
6位:タイラー・ザ・クリエイター「Call Me If You Get Lost」 211,000枚
7位:テイラー・スウィフト「フォークロア」 174,000枚
8位:タイラー・ザ・クリエイター「Igor」 172,000枚
9位:マイケル・ジャクソン「スリラー」 168,000枚
10位:ビートルズ「アビー・ロード」 160,000枚

テイラー・スウィフトの100万枚ちかい売り上げは凄い。クリスマス・プレゼントなのだろう。5位の「噂」のオリジナルは1977年、9位の「スリラー」は1982年、「アビーロード」は1969年の発売。驚くとしか言いようが無い。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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