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【求人×インタビュー連載企画】エンタメの仕事に関わるスタッフがその魅力と内側を語る!第1回 ソニー・ミュージックコミュニケーションズ <AnimeJapan 2017>等 巨大イベントを作り上げる「運営事務局」という仕事

インタビュー 特集

2017年6月1日掲載

主催者の要望を元に<AnimeJapan 2017>等の巨大イベントを作り上げる「運営事務局」という仕事。全国各地で開催される展示会などの大型イベントでは、華やかな出展企業が注目を集めがちですが、全体のコンセプトやイメージを実際に形にしてゆく「運営事務局」なくしてイベントの成功はありえません。

「エンタメ総合商社」とも呼ばれる株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(以下SMC)も、実は様々なイベントの運営を担当する<事務局ビジネス>に力を注いでいます。

今回は、3月に開催されたアニメの大型イベント<AnimeJapan 2017>を作り上げたスタッフが、イベント運営事務局の魅力と裏側について語ります。4回目の開催を終え、およそ15万人もの来場者を記録したビッグイベントを、彼らは一体どのように作り上げたのでしょうか?

大成功を収めた<AnimeJapan>
“前例がまったくない状態でのスタートでした”

<AnimeJapan>は、2014年から毎年行われているアニメに関する総合イベント。アニメ業界の発展を目的に、アニメ業界を牽引する23法人が立ち上げた巨大イベントです。「本当に大きなイベントですから、会場の選定、イベントコンテンツの内容、広報計画、チケットの販売計画、海外対応、マネタイズ、収支計画など、考えるべき事は多岐にわたります」と語るのは、<AnimeJapan 2017>の運営事務局を統括するリーダーの成嶋さんです。

運営事務局は、イベント主催者の頭脳であり、また手足でもあります。<AnimeJapan>では、広報や告知を中心に関わった椎根さんは「主催者が描くイメージを共有しながら、自分たちも主催者の視点を持って、一緒に魅力的なイベントを作り上げる事ができたと思います」とイベントを振り返ります。

成嶋さんによれば、<AnimeJapan>の前身にあたるイベントを立ち上げるまで、SMCには運営事務局ビジネスを展開する部署が存在しなかったのだとか。「前例がまったくない状態でのスタートでした。とはいえSMC社内には、設計施工チームやイベント制作チーム、デザイナーはじめ、本当に様々な部署がありますので色々な人と相談をしつつ、手探りで仕事を進めていきました」(成嶋さん)

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」
成嶋隆広さん:MD&プランニングカンパニー プランニング営業部 Jルーム 課長
兼マーケティング戦略本部 マーケティング戦略オフィス プロデューサー
兼 SME コーポレートビジネスマーケティンググループ BCルーム プロデューサー 1995年入社

努力の甲斐あって世界最大級のイベントに!
“来場者の列を見るとホッとします”

成嶋さんや椎根さんが主催者と練り上げたアイデアを、現場に落とし込む<設計・施工>を担当したのが川田さん。開催を重ねるごとに進化を続けてきた<AnimeJapan>ですが、当初3ホール分だった会場規模はビッグサイト全体に広がり、4回目にあたる2017年度は会場面積が前年比30%増となり、名実ともに世界最大級のイベントとなりました。「イベントコンテンツのレイアウト以外にも、お客様がスムーズに移動するための動線確保など、消防や行政とも調整しつつ、細かいところまで全体ゾーニングに落としこんでいく必要があります。また造作物をはじめとする制作物の発注量は膨大でした」(川田さん)

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」
川田 大洋さん:クリエイティブプロデュース本部 スペースプロデュースオフィス
兼 インタラクティブソリューションカンパニー クリエイティブソリューション営業部 2009年入社

大量の発注作業に奔走したのは、オフィシャルグッズを担当した椎根さんも同じだったようです。「伝統工芸とのコラボ商品では、一つ一つが職人さんの手作業になるため、作品の権利元と職人さん双方との調整が必要となります。また、ガチャガチャに入れる缶バッジひとつとっても、約30社の作品との契約やデザインをやりとりしなければいけません。ここにその他のイベントコンテンツの制作が加わるわけですから、とにかく時間と労力がかかります」と語ってくれました。

とりわけ開催直前は、かなりハードなスケジュールを乗り越えなければいけなかった3人ですが、イベントが無事スタートした時の充実感は相当なもの。「時間をかけ丁寧に準備してきたわけですから、来場者の列を見るとホッとしますよね」と口を揃えて語る表情は充実感に満ちています。

運営事務局ビジネスの魅力について、陣頭指揮を執った成嶋さんは「約150社が出展し、数十カ国から商談のためにビジネスマンが集まり、15万人もの来場者が集まる大きなイベントを作り上げる仕事というのは中々ありません。収支管理を含め小さな会社を経営している感覚かもしれません。大変ですが、やり甲斐はありますよ」と話してくれました。

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」
椎根 剛さん:MD&プランニングカンパニー プランニング営業部Jルーム 2008年入社

さらなる飛躍を目指す運営事務局セクション
求められる人物像

最後に、SMCで運営事務局は、どのような人材を求めているのでしょうか。

「月並みですが打席に立てる人でしょうか。何はともあれ打席に立ってバットを振らなければ点は入らないわけですし・・・」(成嶋さん)

「自分で出来なくても良いんです。SMC社内にもソニーミュージックグループにも頼れる人は沢山います。ですから相談上手な人ですね。」(椎根さん)

「色んな人に頼って仕事を進めていくので、ハブ的な存在になれる人ですね」(川田さん)

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」
「AnimeJapan 2017」開催当日の会場の様子

今後、SMCの運営事務局セクションは、<AnimeJapan>で積み上げた様々なノウハウを元に、さらに大きなイベントにも関わっていくことになりそう。ソニーミュージックグループ内の他セクションと連携して新たなビジネスを創出しつつ、その事業内容を拡大していく事も大きな目標とのことです。椎根さんは「僕が入社した10年前はグッズや印刷ものが中心でしたが、当時と比べると本当に業務内容が広がりましたね。今後の展開も是非注目して頂きたいと思います」と語ってくれました。

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」

SMC プロジェクト紹介 イベント事業
ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」 ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」 ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」

 

Q1. どんなお仕事ですか?

「AnimeJapan」「京都国際マンガ・アニメフェア」「EVO Japan」「Fate/Grand Order Fes. 2017 〜2nd Anniversary〜」 などのイベント運営事務局業務を行っています。ジャンルはアニメ、ゲーム、ミュージックなど多岐にわたります。具体的にはクライアントと最終的なイメージを共有しながら、イベントの企画や広報告知、当日の運営、収支など大型イベントを開催するに欠くことのできない、多岐にわたる項目に関し計画、制作していきます。

Q2. この仕事の面白さ、やりがいは?

計画が当日“形”になった時は大きな達成感があります。

Q3. この仕事の大変なところは?

ひとつの案件ごとに準備期間が1年程度と長いので、緊張感と集中力を持続するのが大変です。また携わる人の数や情報量がとても多いのも難しいところです。

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」

Q4. 今の部署に入る前と入った後の印象は違いましたか?

遡れば運営事務局という業務はSMCにはなく、立ち上げから今日に至りましたので印象(というか見える景色)は日々変わりながら今日まできています。

Q5. どんな人が向いていますか?

(実際にやってみないと分からない部分もありますが、)「計画的な面」と「大胆な面」と両方あると便利かもしれません。

Q6. どんな人にきてほしいですか?

へこたれない元気な人(笑)

Q7. 休日の過ごし方は?

本が好きですのでパラパラしています。あとビール、昼から(笑)

SMCではこんなことが実現できます!

エンタテインメントに纏わる色々な仕事に携われますし、キャリアに関わらず自分で新しいこと、面白いことにチャレンジ出来る環境もあると思います。
 

 

Q1. どんなお仕事ですか?

アニメやゲームなどの大型イベントの「運営事務局」を行っています。運営事務局の仕事は、全体施工をはじめ国内外の全出展社に対する出展対応、券売計画や広報宣伝、主催施策の企画制作、収支計画などイベント全体を包括した業務です。

Q2. この仕事の面白さ、やりがいは?

大型イベントに主力メンバーとして関わり、主催と共に一から作り上げていくこと。一番大きいイベントですと、15万人規模のお客様にご来場いただき、喜んでもらえたこと。イベントを非常に多くのメディアに取り上げてもらい、世の中的にも話題になったこと。

Q3. この仕事の大変なところは?

主催や関連会社、出展社との細かいやり取りによる膨大な情報をとりまとめ、形にしていくこと。大変ですが、これが仕事の面白さに繋がっていると思います。

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」

Q4. 今の部署に入る前と入った後の印象は違いましたか?

違いました。単純にイベントの運営を行っている部署と思っていましたが、運営だけではなく企画提案から広報宣伝などイベントにまつわる全てのことを行っていますので、仕事の幅が非常に広いということが分かりました。

Q5. どんな人が向いていますか?

相談上手で、他人にうまく頼ることができる人。

Q6. どんな人にきてほしいですか?

頭の回転が速く、予測して自分から動ける人。心身共にタフな人。

Q7. 休日の過ごし方は?

休日はアニメやゲーム、音楽、スポーツ、フードなど様々なエンタメイベントに客として参加しています。それ以外は、学生の時からやっているサッカーやフットサルをしています。

SMCならこんなことが実現できます!

自分の思いをエンタテインメントの中で具現化できると思います。また、作品やアーティストに近いところで仕事をすることが多いので、メディアに取り上げてもらえる(世の中的にも目立つ)仕事ができると思います。

 

Q1. どんなお仕事ですか?

空間の内装設計施工です。ソニーミュージックグループの設計施工部門としてグループ内外の様々なセクションと連携し、展示会、イベント、店舗、オフィスなど多岐に渡る範囲で仕事をしています。

Q2. この仕事の面白さ、やりがいは?

イメージが形になったとき。想像を超えたものができたとき。お客さんの反応を見たとき。

Q3. この仕事の大変なところは?

全て初めて作るものになるところです。

ソニー・ミュージックコミュニケーションズ イベント事業「AnimeJapan」

Q4. 今の部署に入る前と入った後の印象は違いましたか?

全く違いました。新入社員での配属だったので学生時代のイメージですが、もっと音楽よりの仕事をしてると思いました。

Q5. どんな人が向いていますか?

まとめることが好きな人(人をまとめる。タスク整理・進捗状況精査など仕事内容をまとめる)

Q6. どのような学生生活でしたか?

学生時代は家で友達とゲームばかりしてました。ウイイレ、スマブラ…。卒業も奇跡的でギリギリでした。学生時代無駄な時間を過ごした分、いま頑張る活力?になっています。参考にして欲しいわけではないですが、ダメダメだった人でも頑張れます!

SMCならこんなことが実現できます!

仕事内容に縛りが少ないので、自分の気持ち次第で色々できます。またソニーグループ、ソニーミュージックグループに属しているので、近いグループ間の距離で色々できます。あとは、自分のアイディアや意見が形になります。