Vol.2 株式会社ドリーミュージック 宣伝ネットワーク部チーフプロデューサー 兼 音楽配信担当部長 森 正さん
音楽業界の今を動かす、現場の音楽業界人 = Musicman に、仕事内容や最近の「気になる!」こと現在の仕事に至るいきさつなどを中心に伺っていくインタビューコーナー「Musicman Pick Up」。
気になる第2回目は、株式会社ドリーミュージックのWEB媒体 および 宣伝ネットワークを統括している森 正さんの登場です。
——どんな部署でどんなお仕事をされているんですか?
森:宣伝ネットワーク部に所属しています。
担当業務としては、音楽配信(携帯、PC)に関する、戦略立案と実行。各配信サイトに、自社アーティストの情報を伝え、それをユーザーに伝わりやすく表現してもらい、最終的に収益を上げる仕事です。
WEBプロモーション。ポータルサイトや音楽情報サイトに対しての自社アーティストのプロモーションをアーティストごとの戦略に基づいて実行します。各サイトで、特集を作ってもらったり、インタビューをとったりする仕事です。自社のWEBサイトの運営もやっています。
——これまで関わったor担当アーティストは?
森:通常は、全てのアーティストに関して、上記の業務を行なっていますが、変わった事例としては…
「カリート サイトジャックプロジェクト」
「カリート」というスウェーデンから来た謎のメキシカンヒーローのCDを7月12日にリリースし、それを記念して、発売当日に、ドリーミュージックサイトジャックを決行。
このプロジェクトでは、企画立案・社内調整・アーティスト本人による映像の調達・外部WEBサイトへの幅広い情報告知など、楽しい準備活動がたくさんあり、素敵な思い出となりました。
「リーバス 沖縄で1位獲得!プロジェクト」
2004年に沖縄出身の2人組デュオ「リーバス」をリリースしました。その際、「まず、沖縄で第1位をとって、そこから全国へ広げていこう」という戦略をたてました。その実行のため、約1ヶ月間、沖縄に住み込み、放送局、出版社、新聞社、ショップなどのみなさんの協力をあおぎ、さまざまなプロモーションを実施。あちこちで本当に1位になり、大いに感激しました。
——音楽業界で働くことになったきっかけはありますか?
森:特にないですね。ただ好きだからです。
——職業はどんな雰囲気?流行っていることなどありますか?夜は遅くまで仕事?
森:一般的なイメージと違って、会社はいたってまじめな雰囲気です。朝、10時には、みんなきちんと出社してますし、ファッションもどちらかといえば、おとなしめ。夜は、もちろん、遅くまで働いてますよ。
——最近嬉しかった琴は?(何でも!)
森:ショップをまわっていたら、(新譜のリリース日には、ショップへ行って売れ行きをチェックしたりするのです)「ドリーミュージックのみなさんは、熱心ですね」と店員さんに褒められたことです。
——仕事において、これだけは誰にも負けない!という強みは?
森:アーティストと楽曲に対する、愛と執念です。
——今の仕事で一番やりがいを感じることは何ですか?
森:ライブ中のお客さんの幸せそうな顔を見れた時。
——これから挑戦してみたいと思うことはありますか?
森:机をきれいにすること…。
——Musicman-NETについてはどう思いますか?
森:情報が豊富にわかるので、とっても便利です。
——最後に、音楽業界を目指す人(アーティストも含む)に一言。
森:自分が何になりたいのかを定めて、そしたら、あとは執念だと思います。最後に勝つのは執念を持ち続けた人です。
音楽業界の現場で働くみなさま、このコーナーで仕事の面白さを広くご紹介してみませんか? こちらよりお気軽にご連絡ください。
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