Vol.13 株式会社レインボーエンタテインメント 松澤 弥生さん
音楽業界の今を動かす、現場の音楽業界人 = Musicman に、仕事内容や魅力、現在の仕事に至るいきさつなどを中心に伺っていくインタビューコーナー「Musicman Pick Up」。
第13回は、株式会社レインボーエンタテインメントでアーティスト「樹海」のマネージャーを務める松澤弥生さんのご登場です。音楽業界で働くきっかけや仕事のやりがいなどを伺いました。
——どんな部署でどんなお仕事をされているんですか?
松澤:弊社レインボーエンタテインメントとジェネオンエンタテインメントで設立したレーベル「SISTUS RECORDS」に所属している “樹海”というユニットのマネージャーをしています。
——よくある1日の業務スケジュールを教えてください。
松澤:9:30 起床 → 11:00 出社 → レコーディング同行/ラジオ出演同行/宣伝打合わせ/制作打合わせ等 → 24:00 帰宅 → 3:00 就寝
——これまで関わったor担当アーティストは?
松澤:入社してから約1年間、韓国出身の“ユンナ”(エピックレコード)を担当していました。
——音楽業界で働くことになったきっかけはありますか?
松澤:昔から音楽が好きで、コンサートスタッフを始めたのがきっかけです。その業務の中で、アーティストの周りには、様々な役割のスタッフがいて、一つのステージが成り立っているということに感銘を受け、その中でもっともアーティストに近いところで頑張っているマネージャーという職業に関心を持ちました。
——この仕事をしていて、嬉しい瞬間はどんなときですか?
松澤:ライブでお客さんが楽しんでいるところを見たときが一番嬉しいですね。会場でアーティストとファンの方の笑顔を見ると、こっちも嬉しくなります。
——職業はどんな雰囲気?流行っていることなどありますか?
松澤:現場ではメンバーが結構天然キャラなので、常に笑いは耐えないですね。今社内で流行っているのは…ダーツです!!上司やアーティスト関係なく、毎回白熱した戦いが繰り広げられ、お店の方に注意を受ける程です…
——仕事において、これだけは誰にも負けない!という強みは?
松澤:『情熱』。あまり顔には出ない(出さない)タイプなので理解されづらいのですが、実はかなり情深く熱いです!
——今の仕事で一番やりがいを感じることは何ですか?
松澤:やはりアーティストありきの私かなと思います。あの曲を聴くと元気が出る・あの曲聴くと昔の想い出が甦ってくる・あの曲で感動した…とか、人生において誰でも特別な曲ってありますよね?多分、音楽を作るアーティストの皆さん同じだと思うのですが、その特別な曲も生まれるまでには、色々苦難がある訳で…。その苦難を乗り越え完成した曲で「感動した」って声を聞くと、その現場に立ち会って一緒に頑張っていることが何より嬉しい。
さらに、アーティストの将来を背負っている訳ですから、そういう面でもやりがいはありますね。マネージャーでアーティストも変わってしまうし、将来も左右されるかもしれない。アーティストの可能性をつぼみのままにしてしまうか、開花させるかもマネージャー次第かなと。今はまだ力不足ですが、自分が担当するアーティストは絶対成功させ花を咲かせたいと思っています。
——この仕事はどんな人に向いていると思いますか?
松澤:根気強く、気が利いて、空気が読めて、打たれ強くて、音楽が好きな人。
——これから挑戦してみたいと思うことはありますか?
松澤:最近既に挑戦しはじめている事は、ずばりゴルフです。先日初めてホールを回ったのですが、スコアはグデグデでした。
——今後の人生プランは?
松澤:まずは、“樹海”の音楽を広める事!いずれは、自分で見つけ出したアーティストを一から育ててみたいですね。そして、30歳で男の子出産。
——ミュージックもんについてはどう思いますか?
松澤:試聴出来るのがとても良いですね!
——Musicman-NETの活用法、好きなコーナーなどあれば教えてください。
松澤:トップランナーのリレーインタビューが好きです。普段お会いする機会がない方のお話が聞けるので、とても勉強になります。
——最後に、音楽業界を目指す人(アーティストも含む)に一言。
松澤:やりたい事・興味のある事は、まずやってみる!それに尽きます。
フリースペース
松澤:4月25日に“樹海”2007年第1弾シングル『咲かせてはいけない花』をリリースしました。樹海ならではの壮大で切ないバラードになっています。一度聴いたらもう一度聴きたくなる曲、必聴です!
音楽業界の現場で働くみなさま、このコーナーで仕事の面白さを広くご紹介してみませんか? こちらよりお気軽にご連絡ください。
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