Vol.19 有限会社T-INFINITY 制作部プロデューサー 福本 兆さん
音楽業界の今を動かす、現場の音楽業界人 = Musicman に、仕事内容や最近の「気になる!」こと現在の仕事に至るいきさつなどを中心に伺っていくインタビューコーナー「Musicman Pick Up」。
第19回は、有限会社T-INFINITY 制作部プロデューサーとして活躍する福本 兆さんのご登場です。
——どんな部署でどんなお仕事をされているんですか?
福本:T-INFINITYという音楽制作会社の制作部プロデューサーをやっています。
——よくある1日の業務スケジュールを教えてください。
福本:起床→出社→打ち合わせ、プリプロ、楽曲アレンジ、レコーディング、作曲、Live(現場監督orサポート演奏)、アーティストへのギタートレーニング、の何かをやって→帰宅
——これまで関わったor担当アーティストは?
福本:かかわったアーティスト(ギターレコーディング)は、w-inds.、Lead、Metis、玉置成実、福田沙紀、etc…
現在担当アーティストは、YVE(イヴ)、P’s(椎名法子)、某新人アーティスト(まだ言えないのが残念・・・)
以下絶賛発売中です。
【YVE】
MiniAlbum 「天使がくれたもの〜It’s only Love〜」
¥1,260 HEARTFULL RECORDS
【P’s】
Single 「たこやき/Happy Base Days」
¥1,500 PULL UP RECORDS
——音楽業界で働くことになったきっかけはありますか?
福本:最初はあるプロギタリストのローディーをしていまして、そこからレコーディング、サポートギタリストとして活動。その後、現在所属のT-INFINITY制作のレコーディングでギターRECの仕事をさせてもらっているうちに、いつのまにかプロデューサーと言われるようになっていました。
感謝です。
——この仕事をしていて、嬉しい瞬間はどんなときですか?
福本:アーティストにかなり近い立ち位置での仕事ですので、いいことがあるとアーティストと一緒に喜びを共有できることでしょうか。
——職業はどんな雰囲気?流行っていることなどありますか?
福本:緊張感はもちろんありますが、基本楽しくやってます。
流行ってるのは深夜のウイイレ大会かな?
——仕事において、これだけは誰にも負けない!という強みは?
福本:うーん…粘り強さ、あきらめの悪さ、話の長さ…でしょうか(笑)。
——今の仕事で一番やりがいを感じることは何ですか?
福本:楽曲制作、アーティスト育成、ギターレコーディング、プロモーション、流通…と、それこそ曲が生まれるところからレコード屋の棚やLiveまで、すべての工程に携われることですね。もちろん大変な作業ですが、なかなか無いポジションで仕事をさせてもらっていると思います。でもレコーディングが一番楽しいかな(笑)
——この仕事はどんな人に向いていると思いますか?
福本:フットワークの軽い、こだわり派だけどなんでも屋。
例えば野球で言う4番バッターだけを集めてもダメなように、つなぎのバッティングが出来る人や守備固めができる人が向いているかな。とかいいつつ僕はホームラン狙いの大振りタイプですが…(笑)。
——これから挑戦してみたいと思うことはありますか?
福本:挑戦にあたるかはわかりませんが、担当アーティストとギタリストとしてツアーをまわるのが夢ですね。
——今後の人生プランは?
福本:一本筋の通った音楽制作者を目指して行きたいですね。
——ミュージックもんについてはどう思いますか?
福本:多くの人にチャンスが広がるのはとてもいいことだと思います。
——Musicman-NETの活用法、好きなコーナーなどあれば教えてください。
福本:業界が右も左もわからないときに、毎日見てました。
——最後に、音楽業界を目指す人(アーティストも含む)に一言。
福本:僕がこの業界に入ったのは、遅い方だと思います。今思えば、音楽で色々やりたいと欲張っていた頃はどうも上手く行ってなかったな〜。道が開けたのは、ギタリスト一本で食っていくと決めて、師匠に弟子入りしたときからだと思います。それから、今の事務所の社長に出会って・・・今は結果色々やってます。不思議なものです。
皆さんおっしゃいますが、この業界出会いが全てだと思います。音楽業界を目指すなら、まずは自分が何者になりたいかを決めて、示すことから始まると思います。
音楽業界の現場で働くみなさま、このコーナーで仕事の面白さを広くご紹介してみませんか? こちらよりお気軽にご連絡ください。
関連リンク
関連リンクはありません
広告・取材掲載