Vol.34 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン 東日本第1オフィス 伊藤 早樹さん
音楽業界の今を動かす、現場の音楽業界人 = Musicman に、仕事内容や最近の「気になる!」こと現在の仕事に至るいきさつなどを中心に伺っていくインタビューコーナー「Musicman Pick Up」。
第34回は、株式会社ワーナーミュージック・ジャパン 東日本第1オフィス伊藤 早樹さんのご登場です。
——どんな部署でどんなお仕事をされているんですか?
伊藤:ワーナーミュージック東日本第1オフィスの現場セールスウーマンです。
取引先のCD店(新宿・池袋、中央線・京王線沿線、千葉エリア)へ訪店し、新譜のプレゼン・受注、店頭展開の商談などを行っています。
——よくある1日の業務タイムスケジュールを教えてください。
伊藤:7:00に起床、ゆっくりと目を覚ましながらTVを見ながら朝食を食べ(めざまし〜とくダネ〜スッキリ、お気に入りのスッキリ「週刊マリウッド」は出勤に間に合わないので録画します・笑)ざっくりと新聞を見ます。
9:45に出社し、午前中は前日の実売チェック・電話対応を行います。
CDの物流が動いているのは午前中だけですので、前日の実売や話題盤のお店の在庫を確認し、オーダーを煽る(?)のも非常に重要な作業となります。
午後は資料作りや担当店への訪店、そして現場のレポートを社内メールで流します。
そして、ライブがあれば積極的に見に行ったり、お酒を飲みに行ったりで平日は過ぎていきます。
——これまで関わったor担当アーティストは?
伊藤:営業は直接アーティストと関わることはなかなかありませんが、インストアライブ(最近ですと近藤夏子や只今「Right-on」のCMで楽曲OA中のSWITCHFOOT)などの店頭施策を企画・ブッキング・運営することは多々あります。
フリーイベントは集客に毎回ドキドキしますが、イベントが終わった瞬間の安堵感と達成感は、また頑張ろうと前向きな気持ちにさせてくれます。
——音楽業界で働くことになったきっかけはありますか?
伊藤:変なお話ですが、学生時代に某コンサートホールで掃除のアルバイトをしていたところから、そのホールで働くことになり、その時に様々な音楽と出会いました。
このとき、ジャンルレスで音楽を聞く幅を養ってもらったと勝手に思っています(笑)
——この仕事をしていて、嬉しい瞬間はどんな時ですか?
伊藤:担当のCD店と新人や新たな試みを仕掛け、結果が伴ったときはすごく嬉しいですね。
——この仕事の大変なところ、難しいところは?
伊藤:私たちはCDが並ぶ店舗があっての仕事なので、店舗との連携は必要不可欠だと思います。要は信用関係を築くことですね。
——職場はどんな雰囲気?流行っていることなどありますか?
伊藤:自由に音楽を聞いたり、意見交換という名の雑談をしたりと和気藹々としています。メタル・R&B・ワールドミュージック・クラシック・ラジオと、各デスクからオールジャンルで聞こえてきます。
流行っているものは“iPhone”でしょうか。最近周りの所持率が急上昇中です。面白いアプリの情報交換もします。
——仕事において、これだけは誰にも負けない!という強みは?
伊藤:自分で言うとポジティブな人間だと思いますが、人から見ると楽観的と言われそうです。あとは切り替えの早さでしょうか。
——今の仕事で一番やりがいを感じることは何ですか?
伊藤:やはり店頭から“仕掛け”が出来るところにやりがいを感じます。
——この仕事はどんな人に向いていると思いますか?
伊藤:常に追求心のある人。そして基本ですが、音楽が好きな人。
——これから挑戦してみたいと思うことはありますか?
伊藤:海外のROCK FESTIVALに参加すること!!!
——Musicman-NETの活用法、好きなコーナーなどあれば教えてください。
伊藤:チャートが一発で見れるので、トップページからよく見ます。
——最後に、音楽業界を目指す人にひと言
伊藤:何事も経験だと思います。どこに入り口があるかは後にならないと分からないことも多くあります。そんな状況でも、柔軟な発想と、音楽への熱意を忘れずにいてほしいと思います。
音楽業界の現場で働くみなさま、このコーナーで仕事の面白さを広くご紹介してみませんか? こちらよりお気軽にご連絡ください。
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