Vol.41 株式会社EPICレコードジャパン 総合企画本部 宣伝部 井上 真哉さん
音楽・エンタテインメント業界の今を動かす、現場の業界人に、仕事内容や現在の仕事に至るいきさつなどを中心に伺っていくインタビューコーナー「Musicman Pick Up」。
第41回は、株式会社EPICレコードジャパン 総合企画本部 宣伝部 井上真哉さんのご登場です。
——どんな部署でどんなお仕事をされているんですか?
井上:ソニーミュージックのレーベル「EPIC RECORDS JAPAN」の宣伝部で地方宣伝マンの統括と、WEB&携帯まわりのプロモーションを担当しています。
——よくある1日の業務タイムスケジュールを教えてください。
井上:午前中には出社。メールのチェックやデスクワークを片付けて、午後は担当媒体にアポイントをとってのプロモーションを実施。帰社後は打ち合わせ等をこなしつつ、夜は自社アーティストのライブに行くことが多いです。そのまま仕事先の人と飲みに行く時もあります。そうなると帰宅は深夜2時とか3時になってしまいます。ライブがない場合は会社で終電くらいまで資料作成等を行っています。
——これまで関わったor担当アーティストは?
井上:制作部に在籍中は、元ちとせと中孝介のA&Rを担当していました。その他映画「のだめカンタービレ」のサントラの宣伝担当や、ドリカムデビュー20周年時の、楽曲配信施策等を担当しました。
——音楽業界で働くことになったきっかけはありますか?
井上:新卒でCCC(現TSUTAYA)に入社し、約7年間商品本部でマーチャンダイザーをしていました。前社を退職後に知人に紹介してもらい今の会社に入社しました。
——この仕事をしていて、嬉しい瞬間はどんな時ですか?
井上:やはり、担当したり関わったりしたアーティストが「売れる」瞬間です。
——この仕事の大変なところ、難しいところは?
井上:「アーティスト」という人間に関わる仕事なので、予測もしていないトラブル等がたまに起こってしまうというところでしょうかね。
——職場はどんな雰囲気?流行っていることなどありますか?
井上:明るく活気があり、とても賑やかな職場環境です。
——仕事において、これだけは誰にも負けない!という強みは?
井上:「新しいことを学ぼうとする姿勢」でしょうか・・・。
30歳で転職したので、わからないことだらけでしたが、変なプライドは捨てて、とにかく何でも人に質問しまくりました。今でもそのスタンスは変わってないと思います。
——今の仕事で一番やりがいを感じることは何ですか?
井上:関わった作品が売れたり、企画が実現して評判が良かったり、イベントが成功したりした時です。
——この仕事はどんな人に向いていると思いますか?
井上:「情熱とバイタリティと体力がある人」が向いていると思います。
——これから挑戦してみたいと思うことはありますか?
井上:自分で見つけてきたアーティストをゼロから創り上げてヒットさせたいです!
——Musicman-NETの活用法、好きなコーナーなどあれば教えてください。
井上:転職する際に毎日「求人コーナー」をチェックして、大変参考になりました。
——最後に、音楽業界を目指す人にひと言。
井上:就業時間が不規則だったりしますが、とにかく楽しくやりがいのある仕事だと思います。雇用形態にはあまりとらわれずに、まずは「潜り込む」ことが重要だと思います。
「見る前に飛べ!」という感じでしょうか。
音楽業界の現場で働くみなさま、このコーナーで仕事の面白さを広くご紹介してみませんか? こちらよりお気軽にご連絡ください。
関連リンク
関連リンクはありません