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世界に和楽器の魅力を伝えていきたい 〜和楽器ライブ「ZAKURO SHOW」

インタビュー スペシャルインタビュー

和楽器ライブ「ZAKURO SHOW」
左より松﨑晟山さん、ジュリア・グビナさん、カレン・イスラエリヤンさん

日本の代表的な和楽器(箏、尺八、三味線、太鼓等)を邦楽界トップレベルの演奏家達が演奏するライブを毎月定期開催している「ZAKURO SHOW」が今、話題になっている。このZAKURO SHOW、実は日本人ではなく、ロシア人のジュリア・グビナさん(女性)とアルメニア人ヴァイオリニストのカレン・イスラエリヤンさん(男性)の2人が主催している。

2019年現在、海外からの観光客や日本在住の外国人たちにも人気がある原宿エリアの「Hall 60(ホール・ソワサント)」を拠点に、演奏会を開催しているZAKURO SHOWは、和楽器演奏のクオリティが日本屈指のレベルであることはもちろん、難解で長尺ともいわれる日本の伝統音楽の楽曲1つ1つにアレンジを加えることで、一般の人たちにもわかりやすく楽しめるように工夫がなされ、なおかつ、音楽そのものは非常に高いクオリティを保っているため、日本人にも人気が出始めている。

なぜ日本の伝統音楽、和楽器の演奏会を外国から来たジュリアさんとカレンさんがプロデュースすることになったのか。主催のお二人と、尺八奏者で和楽器オーケストラあいおい(注1)を20年に渡って主宰している松﨑晟山さんに話を伺った。

(注1)和楽器オーケストラあいおい
和楽器の魅力を伝える事を目的とし、東京藝術大学卒業生を中心に2001年結成。古くから伝わる作品はもちろんのこと、親しみある作品をオリジナル編成でアレンジし、幅広いレパートリーで、コンサートや各種イベント等に出演。 http://www.aioi-orchestra.com

(インタビュアー:屋代卓也/畑 道纓)

ーーZAKURO SHOWはどのようなきっかけで始められたんですか?

ジュリア:私は10年ぐらい前に日本語を勉強するために来日しました。来日した当初は日本語もあまりわかりませんし、お金もなかったのですが、とにかく日本のことが大好きで、特に日本の伝統的な音楽が好きでした。ですから、そういった演奏を聴きたかったんですが、インターネットで調べても、どこへ行けばそういった演奏を聴くことができるのか全く分からなかったんです。

それで友達に「どこへ行ったら伝統的な音楽に触れることができるか?」聞いてみたら、「歌舞伎ぐらいかな…」と何回も言われました。ただ歌舞伎って外国人にとっては少しハードルが高いんです。なぜかというと知識が足りないですし、たとえ普通の日本語がわかっていても、歌舞伎で使われているような日本語はわからないですし、しかもチケットも高いですし。

ーーいきなり歌舞伎と言われても、観に行く勇気がなかなか出ませんよね。

ジュリア:あと「京都に行ったらそういう演奏は聴ける」とも言われましたが、京都に行く機会もそうありませんし、結局、東京の中で伝統的な音楽を聴く方法について、誰も明確な答えをくれませんでした。

ーー私も友人のフランス人の家族から「和楽器の演奏を聴きながら食事ができるようなお店に行きたい」というリクエストを受け、本気で探してみたのですが、現実には存在しない!という事実に気づき大変驚きました。

ジュリア:そうなんです。その後、就職するために再来日して、旅行会社に勤めたんですが、海外から来た人から何度も「日本の伝統的な音楽を聴きたい」「和楽器の演奏を聴きたい」と依頼されましたが、案内することができませんでした。もちろんお金のある旅行者はわざわざ京都まで行って、通訳を雇って、例えば、芸妓さんのところへ行ったりしたんですけど、やはり敷居が高いですし、みんなができることではありません。

それで、1年半ぐらい前に私とカレンで「京都や金沢に行かなくても東京の中で伝統的な演奏が聴けるイベントがあるといいよね」と話し合いました。外国人もイベントを見つけやすいように英語のホームページがあって、通訳がいなくても誰でもわかるようなイベントを作りたいと思ったんです。もちろん日本に来た外国人だけじゃなくて、日本人でも、日本に住んでいる外国人でも、みんなが日本の伝統的な音楽を楽しめるイベントにしたかったんです。

ZAKURO SHOW

ーーカレンさんはZAKURO SHOWにどのような思いをお持ちですか?

カレン:ジュリアさんのおっしゃったこともプロジェクトの理由の1つですが、ヴァイオリニストとして活動している立場からすると、和楽器の演奏ってものすごく魅力的なんです。私は2010年から日本を拠点に活動して、日本の伝統楽器とヴァイオリンのコラボレーションを通じて、海外で日本の伝統楽器や音楽を披露する機会がたくさんあったんですが、その評判や手応えがすごく良くて、海外の方が日本の伝統楽器や演奏にものすごく興味を持ってくださったという体感ができたんです。

海外の聴衆の方たちの中にも日本に対しての知識や興味がある人はたくさんいたんですが、日本の伝統音楽や和楽器に関しては知るすべもないというか、情報が圧倒的に不足しているという印象を受けました。

そういったことから海外の方、また日本にいる外国の方へ日本の伝統的な音楽を紹介することに意義があると考え始めました。同時に、実は日本人にとっても日本の伝統音楽は敷居の高い分野というか、普段日本の伝統楽器、和楽器にはほとんど馴染みがない、触れる機会もめったにないとわかったので、外国人として日本の人たちに向けても発信できればという風に考えました。

ーージュリアさんとカレンさんの役割分担はどのようになっているのですか?

カレン:私は音楽的な部分でのプロデュースやオーガナイズ、ジュリアさんは海外の人たちを含めいろんな人たちへの発信や宣伝、それから英語への翻訳・通訳といった運営に関して担当しています。そして我々の企画を松﨑さんに相談をしたところから話が発展していきました。

ーー松﨑さんとは演奏を通して一緒になったんですか?

カレン:いや、松﨑さんとはまだ共演する機会を得ていないんですが、以前から共演していた人が松﨑さんの後輩にあたる方で、その方から松﨑さんを紹介していただきました。

ジュリア:松﨑さんには例えば、どんな曲を入れたらいいか、またどんな内容を話せばいいのかといったことを相談しました。

松﨑:私は20年前から和楽器オーケストラをやっていますが、日本人でさえもまだまだ和楽器を知らない方が多くて、まだ外国人を対象としたイベントというのはやった事がありませんでした。外国人旅行者や在日外国人を対象としたZAKURO SHOWの企画の話を伺って、これは是非やってみたいと思いました。

ZAKURO SHOW

ーー20年間、外国人を対象にしてこなかった、というところに邦楽界の閉鎖性を若干感じます…。

松﨑:そうですね。また、これは意外と知られていないんですが、和楽器ってそれぞれ専門ジャンルがかなり分かれているんですね。例えば、三味線といっても歌舞伎の中では複数のジャンルの音楽がありますし、お箏も流派があったり、鼓も三味線音楽やお能、歌舞伎に使われることはあっても、尺八と共演するということはまずないんです。

でも、和楽器オーケストラあいおいは芸大(の卒業生)を中心に、ジャンルとか流派といった旧来の垣根を超えて、邦楽という日本の文化を広く知ってもらいたいという思いで集まったメンバーたちだったので、ZAKURO SHOWの理念とすごく合致したわけですね。

ーー素晴らしい結びつきだと思います。例えば、「戦場のメリークリスマス」のような曲を演奏したり、邦楽曲も大胆にアレンジされていたりしますね。

松﨑:そうですね。曲目のことでいろいろ提案していただいた中で選曲したり、オープニングの曲を短くしたり、お二人からアドバイスいただいてZAKURO SHOWのためにアレンジしています。また、当初、集客面も含めて未知数な部分も多かったので、もう少し少人数編成の方がいいのかなと思ったんですが、2人とも「色々な楽器を入れたい」とおっしゃって、楽曲のアレンジ的なことも考えて今の6名編成になりました。

ーーZAKURO SHOWを始めて、反響はいかがでしたか?

ジュリア:良い反響がたくさんありました。リピーターで何回も来るお客さんもいらっしゃいますし、あるときロシア人の女の子が「戦場のメリークリスマス」が始まったときに感動して泣き出してしまったりもしました。

松﨑:「戦場のメリークリスマス」を吹いている目の前で泣かれたんですが、その姿に逆に感動してこっちも泣きそうになりました(笑)。

ジュリア:とにかく演奏自体が高いレベルなので、お客さんはみんな感動してくれます。ネット上の口コミサイト、トリップアドバイザーでもページを作っていますが、そちらでのアンケートでも「非常に良かった」という声が大変多く、トリップアドバイザーでは東京のイベント・コンサートの中でZAKURO SHOWが1位になりました。

ーーそれはすごいですね。やはりトリップアドバイザーを見て来る方が多いんですか?

ジュリア:ZAKURO SHOWはあちこちで宣伝していますが、トリップアドバイザーやエクスペディアなど外国人向けのホームページに乗せていることでお客さんが来ることが多いですね。

ZAKURO SHOW

ーーちなみにZAKURO SHOWというネーミングは誰が考えたのですか?

カレン:私です。「どういった名前がいいかな」ってずっと考えていた時期があって、なかなか良い名前が浮かばなかったんですが、ある日「ZAKURO」の夢を見たんですよ。

ーーロマンティックなお話ですね。この“ZAKURO”は植物のザクロですか。

ジュリア:そうです。私たちにとって、和楽器ライブというのは和太鼓の音のように迫力があるイメージがあったので、名前も少しだけ迫力がある名前にしたいなと、RやZのような響きのある文字を入れたかったんです。

もう1つのアイデアとしては、植物の名前も入れたかった。なぜかというと、まだまだ小さい種だったとしても、その種に水をやったらいずれ素敵な木になるイメージが欲しかったんですね。つまり響きがある名前、プラス、植物の名前がいいなと考えていたときに、カレンがその夢を見たんです。ロシア語でザクロのことを「グラナット」というんですが、GとかRとか強い発音があって、じゃあ日本語ではなんていうんだろう?と調べたら「ザクロ」って素晴らしい響きじゃないですか(笑)。それで決まりました。

カレン:サクラ、じゃなくて、ザクロ(笑)。

ーージュリアさん、カレンさん、松﨑さんと素晴らしいコンビネーションですよね。

カレン:立ち上げから関わっている日本人スタッフ二人も含め、皆がすごくいい関係ですね。お互いの意見を押し付けることなく尊重し合いながらZAKURO SHOWを作り上げています。

ーー今やっていて一番苦労なさっていることはなんですか?

ジュリア:やはり宣伝、マーケティングです。これは思った以上に難しいです。これでも旅行業界や海外とのコネクションはある方だと思いますが、それでもやはり足りません。日本人のお客さんも毎回来ていますがまだまだ少ないので、もっと宣伝を頑張らないといけないと毎回思っています。

海外の人はちょっと違いますが、日本人の心の中には未だに「和楽器ってつまらない」「和楽器って敷居が高い」「勉強不足だから行っても何もわからない」といったイメージがあるので、そこを変えていきたいです。私たちは外国人だからこそ、この日本の文化の素晴らしさ、音楽の素晴らしさが素直に先入観なしでわかるから、それを伝えたい。ただ、まだまだ力が足りないとも思っています。

ーー常設の会場 / お店というか、そこにいけば必ず邦楽が聴ける場所があればいいですよね。

松﨑:全国を回っていて思うんですが、東京は特にやりづらいんですよね。東京にいる人たちは何か付加価値がないとなかなか足を運ばない。例えば、なかなか入ることができないお屋敷、洋館でやるコンサートだったり、食事が美味しいとか付加価値があって初めて行くという人が東京は多いような気がします。

ーー東京独特の鼻持ちならなさがあるんですね。

松﨑:やはり東京でやるとしたら、お店を経営する人、プロデュースする人、宣伝をする人みんなでタッグを組んで付加価値を含めて考えることで可能性は出てくるのかもしれないですね。

僕らもいろいろ企画をやるんですが、例えば、鳩山会館でやったときなんかは、チケットが高くても、ワインとサンドイッチとコーヒーを用意しているぐらいでも、あっという間に埋まるんです。あとホールでも紀尾井ホールやサントリーホールといった、一流の会場だと比較的足を運んでいただけますが、ちょっと離れた安いホールだったら「興味ないわ」という人が多いのが東京なんですよね。クラシックもそうですよね。比較的高額の3万円のチケットだったら行くって人はいるけど、3〜4000円なら行かないという。

ーーなるほど。そうなるとそれなりの格式、雰囲気、インテリア、そして立地などが必要ですね。個人的には、それに加えてエンターテイメントとしての演出をしてもっとショーアップすべきではないかと思います。

ジュリア:日本人って「海外で人気があるから」とか「外国人の間に人気が出た」となると、興味を持つじゃないですか。

ーー日本人は逆輸入に圧倒的に弱いです。ノーベル賞を筆頭に。

ジュリア:ですから「外国人が何千人も見たりするらしいから私たちも行こうか」というシチュエーションになったら勝ちなんじゃないかと(笑)。

松﨑:海外行きましょうか、ワールドツアー。

ジュリア:それは考えています。実はリクエストは結構来ているんですが、企画が立ちあがるまでに時間がかかりますし、資金も必要です。とりあえず今は日本国内を中心にしていますが、今後、海外からのリクエストにも答えていきたいと思っています。

また、外国人向けだけじゃなくて日本人の子供たち向けのショーもやっていて、去年は8月15日に開催しました。子供たちは夏休みだったので午後の少し早い時間に集まっていただいて、みんな浴衣を着て保護者も同伴で聴きに来ていただいて、記念写真を撮ったり、実際楽器に触れてもらったりしました。

カレン:いらした子供さんたちは楽器を習っている人たちなんですが、ピアノやヴァイオリン、フルートとかみんな西洋の楽器で、和楽器に触れる機会がなかなかないので、すごくいい機会だったと思います。

ZAKURO SHOW

ーー今はボランティア的な気持ちで先行投資していらっしゃるんだと思うんですが、このペースで続けていくのは大変な苦労ですよね。

ジュリア:そうですね。確かに今のところは半分ボランティアでやっているんですが、世界的にはもう10年ぐらいアニメや日本食とか日本ブームじゃないですか。年々海外から日本に来る人数も増えていますし、来年はオリンピックもありますし、頑張っていきたいです。1回だけだったらまだ人は集まりますが、定期的にやるとなると毎回人を集めることに苦労します。ただし、リピーターも出ますし、誰かを連れてきてくれたりもしますから、大変ですが「いつもやっている」定期じゃないとダメだと思っています。

ーーおっしゃる通りですね。いつやっているのかわからないものには行きにくいですからね。やっぱりお客さんは欧米の人が中心ですか?

ジュリア:ロシア人、アルメニア人はもちろん、フランス、スペイン、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、中国、メキシコ、ベトナム、本当に世界中の方々がいらっしゃいます。

ーー本当に盛り上がって欲しいですね。そして世界中から認められたい。

カレン:日本の良さの一つはクオリティの高さだと思うんです。特に日本の伝統音楽や和楽器の演奏は、それを凝縮したような世界だと思っていて、だからこそ海外の方に紹介する機会というのはすごく大事だなと思っています。

ただ、日本人は、その質の高さを意識しすぎて、敷居が高く感じてしまうと言いますか、和楽器に親しみを持てない方も多いと思うんですが、質の高さを保ちつつ、日本国内に対しては親しみやすさもアピールすることは大切かなと考えています。

その質と親しみやすさのバランスをとるために、松﨑さんと選曲やアレンジを色々相談しながら、どういう風に打ち出していくのか工夫していますし、そのバランスを保ちながら集客をどんどん増やしていくのが理想ですね。

松﨑:カレンさんがおっしゃったようにクオリティを落とさずに、でも突出しすぎないようにって大事なんですよね。まともに純邦楽をやるとしたら「戦メリ」みたいな曲は絶対に演奏しませんし、200年前の曲を30分やったりするわけです。

ーーそれは初心者あるいは部外者には厳しいです(笑)。

松﨑:ほとんどそんな曲なんです。2時間のコンサートで4曲ぐらいやって終わりって演奏会を邦楽界は平気でやってきたわけですよ。だからと言って和楽器バンドは若い子たちはついていくんですけど、かけ離れすぎて、あれが日本の伝統かというと、これはまた別なんですよね。もちろん良い悪いといった話ではないですよ。その中間というのが本当に難しくて、我々も手探りしながらやっています。

ーー日本の(商業)音楽業界に望むことなどありますか?

ジュリア:日本の音楽業界の方々は売れるジャンルを中心にするといいますか、一生懸命そのジャンルを掘り下げようとするように感じます。でも、色々なジャンルを知ると生活も豊かになると思いますので、ジャンルを超えて伝統的な音楽も是非知って頂きたいですね。

ーー最後に読者にメッセージをお願いします。

ジュリア:「和楽器ってつまらない」というイメージの方もいらっしゃるかと思いますが、和楽器はとにかく迫力がありますし、楽しさや面白さ、そして奥深さもあります。日本がもっと世界に胸を張って誇るべき楽器・音楽だと思います。ですから、まずはライブに来て、ぜひ生の演奏を一度聴いていただきたいです。和楽器の迫力を体で知ると普通のイヤホンで音楽を聴けなくなるくらい素晴らしいですから。その魅力を多くの人に発見してほしいです。

カレン:伝統音楽というものはどの国のものでも、その国の歴史や習慣、考え方など全てが詰まっているのですごく面白いです。ぜひ一度ZAKURO SHOWに来て、日本の伝統音楽を体感してみてください。

ZAKURO SHOW

ジュリア・グビナ
ロシア出身
プロデューサー、通訳・翻訳者
ジャーナリズム学士号取得。2009年来日以来、ゲームやアニメ、映画などの翻訳や通訳に携わる。2015年から4年間はツアー・コーディネーターとして、ロシア、タイ、英語圏、ヨーロッパ諸国からのツアー客を受け入れる、国際業務に従事。2019年からはゲーム会社でプロジェクトプロデューサーとして勤務。カレン・イスラエリヤンと共にZAKURO SHOWの共同代表。

カレン・イスラエリヤン
ヴァイオリ二スト、アレーヴ・アーツ・マネージメント代表
アルメニア共和国出身、ウィーン及びバルセロナでの演奏キャリアおよび在バルセロナ、リセウ歌劇場専属アカデミー奏者としての活動を経て、2009年より日本在住。現在、イルミナート・フィルハーモニー・オーケストラ専属メンバー。自身の演奏活動と同時に、2013年より様々な音楽イベントの企画と開催を国内外で手がけている。

松﨑晟山
兵庫県出身。東京藝術大学卒業。同大学大学院修了。「和楽器オーケストラあいおい」を主宰し、全国各地でコンサートや和楽器体験ワークショップを開催。ドイツ、フランス、オーストラリア等の海外で演奏するほか、金沢城公園玉泉院丸ライトアップショーやコシノジュンコファッションショーの音楽プロデュースする等、活動を展開している。

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